ジブラルタ生命調べ 教員生活の充実度を100点満点で表すと? 平均は69.1点
教員の意識に関する調査2024
ジブラルタ生命保険株式会社
2024年07月12日 14時26分
ジブラルタ生命保険株式会社
URL | https://www.gib-life.co.jp/ |
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業種 | 保険業 |
本社所在地 | 東京都千代田区永田町2-13-10 |
電話番号 | 03-5501-6001 |
代表者 | 添田毅司 |
ジブラルタ生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:添田 毅司)は、20歳~69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)2,000名(男性1,320名 女性680名)を対象に、「教員の意識に関する調査2024」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
[アンケート調査結果]
◆教職について
- 教員になりたいと思った理由 1位「教えることが好き」2位「子どもが好き」3位「収入が安定している」
全国の20歳~69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)2,000名(全回答者)に対し、教職について質問しました。
まず、全回答者(2,000名)に、教員になりたいと思った理由を聞いたところ、「教えることが好きだから」(41.9%)が最も高くなり、「子どもが好きだから」(32.4%)、「収入が安定しているから」(28.5%)、「尊敬する教員・憧れる教員に出会ったから」(26.9%)、「クラブ・部活の指導をしたいから」(13.6%)が続きました。
男女別にみると、「クラブ・部活の指導をしたいから」(男性18.1%、女性4.7%)は女性と比べて男性のほうが10ポイント以上高く、「子どもが好きだから」(男性28.6%、女性39.7%)は男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高くなりました。
- 教員生活の充実度を100点満点で表すと? 平均は69.1点
次に、自身の教員生活の充実度を点数(100点満点)で表すと何点になるか聞いたところ、「80点台」(27.6%)に最も多くの回答が集まったほか、「50点台」(12.2%)や「60点台」(10.7%)、「70点台」(15.4%)、「90点台」(13.3%)にも回答が多くみられ、平均は69.1点でした。
男女別にみると、充実度の平均は、男性・女性ともに60代(男性74.9点、女性84.0点)が最も高くなりました。60代には、長い教員生活を経て、教員としての職務を全うしつつあるという実感や“ここまでよく頑張ってこられた”という満足感を抱いている人が多いのではないでしょうか。また、女性では年代が上がるにつれ充実度の平均が高くなる傾向がみられ、60代では84.0点と、女性の全体(67.1点)と比べて16.9点高くなりました。女性には、人生経験や教員としてのキャリアを積むにつれて、教員生活に対する充実感が高まる人が多いようです。
- 教員としてどのようなときにやりがいを感じる? 1位「児童・生徒の成長が感じられたとき」2位「児童・生徒の笑顔をみたとき」3位「児童・生徒と感動を分かち合えたとき」
教員としてどのようなときにやりがいを感じるか聞いたところ、「児童・生徒の成長が感じられたとき」(63.8%)が最も高くなりました。子どもの成長を間近でみられたときに、教員をしていて良かったと感じる人が多いようです。次いで高くなったのは、「児童・生徒の笑顔をみたとき」(50.8%)、「児童・生徒と感動を分かち合えたとき」(47.5%)、「保護者からお礼・感謝されたとき」(41.0%)、「自分の仕事が評価されたとき」(37.3%)でした。
男女別にみると、ほとんどの項目において男性と比べて女性のほうが高い傾向がみられました。女性は、教員として仕事をする様々な場面でやりがいを見出すことが多いのではないでしょうか。また、女性では「児童・生徒の笑顔をみたとき」が60.1%と、男性(46.1%)と比べて10ポイント以上高くなりました。
- 理想の教員像 1位「授業がわかりやすい」2位「児童・生徒のやる気を引き出している」
20代では「児童・生徒とのコミュニケーションが上手」が1位
続いて、理想の教員のイメージについて質問しました。
全回答者(2,000名)に、理想の教員像を聞いたところ、「授業がわかりやすい」(59.1%)が最も高くなり、「児童・生徒のやる気を引き出している」(54.3%)、「児童・生徒とのコミュニケーションが上手」(48.9%)、「児童・生徒の変化にすぐ気づく」(48.6%)、「児童・生徒の意見に耳を傾けられる」(46.6%)が続きました。
男女別にみると、「児童・生徒とのコミュニケーションが上手」(男性45.4%、女性55.7%)や「児童・生徒の変化にすぐ気づく」(男性44.5%、女性56.6%)、「児童・生徒の意見に耳を傾けられる」(男性42.3%、女性54.9%)では男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高くなりました。
年代別にみると、20代では「児童・生徒とのコミュニケーションが上手」(47.7%)が1位でした。
- 自身の仕事についてどのようなキャリア目標を思い描いている? 1位「定年退職を迎えるまで教育現場で働く」
20代では「担当教科のスペシャリストになる」が1位
キャリア目標について質問しました。
全回答者(2,000名)に、自身の仕事について、どのようなキャリア目標(仕事上の最終的な目標地点)を思い描いているか聞いたところ、「定年退職を迎えるまで教育現場で働く」(35.1%)が最も高くなりました。定年までバリバリ現役として現場で働き続けたいと考えている人や、教員を自身の天職と捉え、最後まで全うしたいと考えている人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「担当教科のスペシャリストになる」(19.7%)、「校長・教頭になる」(5.2%)、「生徒指導のスペシャリストになる」(5.1%)、「部活動の指導で実績を上げる」(3.5%)でした。
年代別にみると、20代では「担当教科のスペシャリストになる」(23.4%)が1位でした。
- 自身が思い描くキャリア目標を実現する上で苦労していること
“定年退職を迎えるまで教育現場で働く”を目標に挙げた人では「日々の忙しさ」「日々の業務での疲労困憊」「体力と気力の減退」「時代の変化に合わせた指導法の模索」など
思い描くキャリア目標がある人(1,467名)に、自身が思い描くキャリア目標を実現する上で、苦労していることを聞いたところ、【定年退職を迎えるまで教育現場で働く】を目標に挙げた人では「日々の忙しさ」「日々の業務での疲労困憊」「体力と気力の減退」「時代の変化に合わせた指導法の模索」「家庭と仕事の両立が大変」「健康管理」といった回答があり、多忙を極める教育現場の実状や、教員生活で感じている課題・ストレスが垣間見えました。
また、【担当教科のスペシャリストになる】を目標に挙げた人では「教材研究に時間が割けない」「授業以外の仕事が多い」、【校長・教頭になる】を目標に挙げた人では「現場での経験が少ない」「昇任試験に受かること」、【生徒指導のスペシャリストになる】を挙げた人では「生徒一人一人への対応」「時代の変化への対応」、【部活動の指導で実績を上げる】を挙げた人では「部員の確保」「部活加入率の低下」、【教育委員会に入る】を挙げた人では「道筋がわからない」「二次試験の突破」といった回答がありました。
◆今、一番ほしいものについて
- 教員が今、一番ほしいものは? TOP2は「お金」「時間・自由時間」
全回答者(2,000名)に、今、一番ほしいものを聞いたところ、男性・女性ともにTOP2には「お金」(男性291名、女性130名)と「時間・自由時間」(男性212名、女性148名)が挙がり、男性では3位「自動車」(95名)、4位「健康」(64名)、5位「家」(33名)、女性では3位「健康」(33名)、4位「家」(29名)、5位「休暇」(22名)となりました。「時間・自由時間」や「休暇」、「健康」が上位に挙がっており、“業務過多・多忙”“休暇が少ない”“健康面が不安”と感じている人が多いのではないでしょうか。
◆業務における時短術・働き方ハックについて
- 限られた時間の中で効率的に業務をこなすために取り入れている時短術・働き方ハック
1位「優先順位をつける」2位「ToDoリストを作る・タスク化する」3位「隙間時間を活用する」
普段の業務の中で、どのような工夫をしている人が多いのでしょうか。
全回答者(2,000名)に、限られた時間の中で効率的に業務をこなすために取り入れている時短術・働き方ハック(※)を聞いたところ、1位「優先順位をつける」(84名)、2位「ToDoリストを作る・タスク化する」(62名)、3位「隙間時間を活用する」(58名)、4位「IT・ICT(情報通信技術)を活用する」(51名)、5位「朝早く出勤する」(43名)となりました。
男女別にみると、男性では1位「優先順位をつける」(52名)、2位「隙間時間を活用する」(38名)、3位「IT・ICT(情報通信技術)を活用する」(37名)、女性では1位「ToDoリストを作る・タスク化する」(37名)、2位「優先順位をつける」(32名)、3位「隙間時間を活用する」(20名)となりました。
※効率・生産性を上げることを目的にした「コツ」や「ノウハウ」
◆部活動の地域移行について
- 部活動の地域移行に期待していること
1位「教員の負担が減る」2位「地域の専門的指導者の指導を受けられる」3位「子どもたちの選択肢が増える」
公立中学校の教員の63%が「教員の負担が減る」と期待
部活動の地域移行について質問しました。部活動の地域移行とは、働き方改革の推進や少子化対策の観点から、主に公立中学校の運動部を対象に、部活動の指導を地域の団体など学校以外の主体が担うようにすることをいいます。
全回答者(2,000名)に、部活動の地域移行について、どのようなことを期待しているか聞いたところ、「教員の負担が減る」(58.5%)が突出して高くなりました。部活動の指導などに費やす時間が減り、教員の負担減少を図ることができると期待している人が多いようです。次いで高くなったのは、「地域の専門的指導者の指導を受けられる」(31.5%)、「子どもたちの選択肢(部活動の種類)が増える」(26.9%)でした。専門的な指導を受ける機会の創出や選択肢の増加など、子どもにとってのメリットを期待している人も多いことがわかりました。以降、「地域社会と学校の結びつきが強くなる」(20.2%)、「子どもたちの地域貢献・社会貢献意識が高まる」(16.1%)が続きました。
公立中学校の教員(480名)についてみると、「教員の負担が減る」は63.3%と、全体(58.5%)と比べて4.8ポイント高くなりました。
◆教育現場への対話型AIの導入について
- 「対話型AIの教育現場への導入は児童・生徒の“授業中の学習”にメリットのほうが大きいと思う」55%、
“宿題や課題への取り組み”では46%、“自学自習”では60%がメリットのほうが大きいと回答 - 「対話型AIの教育現場への導入は教員の“授業の事前準備”にメリットのほうが大きいと思う」73%、
“授業中の説明”では67%、“成績表や調査書の評価コメント作成”では68%がメリットのほうが大きいと回答
全回答者(2,000名)に、対話型AI(ChatGPTなど)の教育現場への導入について、メリットとデメリットではどちらが大きいと思うかをシーンごとに質問しました。
児童・生徒において、【授業中の学習】では、「非常にメリットのほうが大きい」が8.4%、「どちらかといえばメリットのほうが大きい」が46.2%で合計した『メリットのほうが大きい(計)』は54.6%、「非常にデメリットのほうが大きい」が9.8%、「どちらかといえばデメリットのほうが大きい」が35.7%で合計した『デメリットのほうが大きい(計)』は45.4%となりました。
【宿題や課題への取り組み】では『メリットのほうが大きい(計)』は46.0%、『デメリットのほうが大きい(計)』は54.0%と、導入に消極的な考えを持つ人が多数派となりました。
【自学自習】では『メリットのほうが大きい(計)』は60.0%、『デメリットのほうが大きい(計)』は40.0%となりました。
自身で課題を考えたり、興味を持ったものについて深掘りをしたりするような能動的な学習においてはメリットが大きいと考える人が多いのではないでしょうか。
他方、教員において、【授業の事前準備】では、『メリットのほうが大きい(計)』は73.4%、『デメリットのほうが大きい(計)』は26.7%となりました。対話型AIを活用することで、授業に向けた準備を効率良く進めることができると考えている人が多いのではないでしょうか。
【授業中の説明】では『メリットのほうが大きい(計)』は66.6%、『デメリットのほうが大きい(計)』は33.4%、【成績表や調査書の評価コメント作成】では『メリットのほうが大きい(計)』は68.0%、『デメリットのほうが大きい(計)』は32.0%と、どちらも導入に肯定的な考えを持つ人が多数派となりました。
◆子どもたちからもらうコトバについて
- 児童・生徒から言われて最もうれしかったコトバTOP5
「ありがとう」「先生が担任・担当でよかった」「授業がわかりやすかった」「授業が楽しかった」「先生のおかげです」
学校生活で子どもたちからもらうコトバについて質問しました。
全回答者(2,000名)に、児童・生徒から言われて最もうれしかったコトバを聞いたところ、「ありがとう」(556名)がダントツとなりました。教え子から感謝の気持ちを伝えられ、胸がいっぱいになった人が多いのではないでしょうか。次いで、2位「先生が担任・担当でよかった」(148名)、3位「授業がわかりやすかった」(84名)、4位「授業が楽しかった」(73名)、5位「先生のおかげです」(65名)となりました。
男女別にみると、男女とも1位は「ありがとう」(男性437名、女性119名)、2位は「先生が担任・担当でよかった」(男性92名、女性56名)となり、男性の3位は「授業がわかりやすかった」(62名)、女性の3位は「好き・大好き」(41名)でした。
最もうれしかったコトバをもらったときの状況・エピソードをみると、男女ともに1位の「ありがとう」では「卒業式で卒業生からサプライズで」や「部活動の大会で優勝したとき」、「卒業式の最後の学活で」、「児童の困りごとを解決したとき」、2位の「先生が担任・担当でよかった」では「進路を決めたときや卒業式のとき」や「年度終了が近づいたとき」、「クラス発表の場で」、「卒業後に会いに来てくれたとき」といった回答がありました。
- 児童・生徒から言われて最もへこんだコトバTOP5
「説明がわかりにくい・わからない」「面白くない・つまらない」「嫌い」「先生はわかっていない・わからない」「他の先生のほうがよかった」
他方、児童・生徒から言われて最もへこんだ(落ち込んだ)コトバを聞いたところ、1位「説明がわかりにくい・わからない」(98名)、2位「面白くない・つまらない」(59名)、3位「嫌い」(54名)、4位「先生はわかっていない・わからない」(45名)、5位「他の先生のほうがよかった」(43名)となりました。教員と児童・生徒の思いがすれ違い、児童・生徒が心のままに発してしまったストレートなコトバに傷ついた経験のある人が多いのではないでしょうか。
男女別にみると、男女とも1位は「説明がわかりにくい・わからない」(男性72名、女性26名)で、男性の2位は「面白くない・つまらない」(39名)、3位は「嫌い」(32名)、女性の2位は「嫌い」(22名)、3位は「面白くない・つまらない」(20名)となりました。
最もへこんだコトバを言われたときの状況・エピソードをみると、男女ともに1位の「説明がわかりにくい・わからない」では「いろいろ説明した授業の終了直後」や「うまく解説ができなかったとき」、「難しい問題のやり方を説明したとき」、「教員1年目で授業がうまくいかなかったとき」といった回答がありました。
◆子どもたちに身につけてほしいことについて
- 児童・生徒に身につけてほしいこと 1位「優しさ・思いやり」2位「社会のルール・マナー」3位「コミュニケーション能力」
高等学校の教員では「社会のルール・マナー」が1位
全回答者(2,000名)に、児童・生徒に身につけてほしいと思うことを聞いたところ、「優しさ・思いやり」(55.4%)が最も高くなり、「社会のルール・マナー」(52.2%)、「コミュニケーション能力」(51.7%)、「失敗しても立ち直る力」(50.4%)、「協調性」(46.0%)が続きました。また、「課題解決力」(39.2%)や「論理的に考える力」(33.6%)、「知的好奇心」(33.2%)、「表現力」(32.8%)、「創造性・独創性」(25.9%)といった“STEAM教育”に関連するものもTOP15に挙がりました。AIなど急速な技術の進展により変化する社会で活躍できるよう、各教科の学びを基盤にし、様々な情報を活用・統合する力や課題を発見・解決する力を身につけるためのSTEAM教育はもちろん重要だと考えるが、社会生活や人との関係づくりに欠かせない、優しさ・思いやりやマナー、コミュニケーション能力などをより一層重視する人が多いのではないでしょうか。
男女別にみると、女性では「失敗しても立ち直る力」が57.4%と、男性(46.8%)と比べて10ポイント以上高くなりました。
年代別にみると、20代では「社会のルール・マナー」(43.2%)、40代では「コミュニケーション能力」(54.9%)が1位でした。
勤務先の学校種別でみると、高等学校の教員では「社会のルール・マナー」(51.5%)が1位でした。
◆子どもに薦めたいテレビ番組・映画・YouTubeチャンネルについて
- 児童・生徒に最も薦めたいテレビ番組
1位「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」2位「世界の果てまでイッテQ!」3位「チコちゃんに叱られる!」
20代・30代では「世界の果てまでイッテQ!」が1位
子どもに薦めたいテレビ番組や映画、YouTubeチャンネルについて質問しました。
全回答者(2,000名)に、児童・生徒に最も薦めたいテレビ番組のタイトルを聞いたところ、1位「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」(66名)、2位「世界の果てまでイッテQ!」(35名)、3位「チコちゃんに叱られる!」(24名)、4位「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」「ダーウィンが来た!」(いずれも21名)となりました。また、9位には「3年B組金八先生」(16名)が挙がっており、長きにわたり評価されていることや根強い人気があることがうかがえます。
TOP3となった回答について、薦めたいと思う理由をみると、1位の「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」では「諦めないことの大切さを教えてくれる」、2位の「世界の果てまでイッテQ!」では「チャレンジすることの大切さを学べる」、3位の「チコちゃんに叱られる!」では「いろいろな分野について知ることができる」といった回答がありました。
年代別にみると、20代と30代では「世界の果てまでイッテQ!」(20代7名、30代12名)、40代以上では「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」(40代14名、50代33名、60代16名)が1位でした。
- 児童・生徒に最も薦めたい映画
1位「ドラえもん」2位「ショーシャンクの空に」3位「となりのトトロ」
20代・30代では「名探偵コナン」、40代では「スラムダンク」、50代では「いまを生きる」が1位
児童・生徒に最も薦めたい映画のタイトルを聞いたところ、1位「ドラえもんシリーズ」(27名)、2位「ショーシャンクの空に」(26名)、3位「となりのトトロ」(25名)、4位「名探偵コナンシリーズ」(21名)、5位「いまを生きる」(20名)となりました。
TOP3となった回答について、薦めたいと思う理由をみると、1位の「ドラえもんシリーズ」では「思いやりの大切さを伝えたい」、2位の「ショーシャンクの空に」では「生きる信念や自由の素晴らしさを学べる」、3位の「となりのトトロ」では「人を思いやる気持ちを感じることができる」といった回答がありました。
年代別にみると、20代と30代では「名探偵コナンシリーズ」(20代5名、30代11名)、40代では「スラムダンクシリーズ」(8名)、50代では「いまを生きる」(10名)、60代では「となりのトトロ」(11名)が1位でした。
- 児童・生徒に最も薦めたいYouTubeチャンネル
1位「HikakinTV」2位「QuizKnock」3位「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY」
児童・生徒に最も薦めたいYouTubeチャンネルを聞いたところ、1位「HikakinTV」(16名)、2位「QuizKnock」(14名)、3位「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY」(12名)、4位「小島よしおのおっぱっぴー小学校」(11名)、5位「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」「とある男が授業をしてみた」(いずれも6名)となりました。
TOP3となった回答について、薦めたいと思う理由をみると、1位の「HikakinTV」では「思いやりがあり、ためにもなる」、2位の「QuizKnock」では「知識があることの楽しさがわかる」、3位の「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY」では「教養を身につけることの素晴らしさがわかる」といった回答がありました。
◆日本人としてのアイデンティティの育成について
- 児童・生徒が日本人としてのアイデンティティを育むために必要だと思うこと
1位「礼儀作法やマナーを身につける」2位「日本の歴史を学ぶ」3位「日本の伝統行事を体験する」
「日本の歴史を学ぶ」は年代が上がるにつれ高くなる傾向
全回答者(2,000名)に、児童・生徒が日本人としてのアイデンティティを育むためには、どのようなことが必要だと思うか聞いたところ、「礼儀作法やマナーを身につける」(45.3%)が最も高くなりました。これから世界で活躍していくにあたっては、自己主張をしっかりとすることが大切である一方で、日本人として最低限の土台となる礼儀作法やマナー、相手への気遣いといったものが必要だと考えている人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「日本の歴史を学ぶ」(39.8%)、「日本の伝統行事を体験する」(31.4%)、「日本の自然について学ぶ」(31.2%)、「日本の伝統的な衣食住について学ぶ」(29.2%)でした。
男女別にみると、「日本の伝統行事を体験する」(男性28.0%、女性38.1%)や「日本の伝統的な衣食住について学ぶ」(男性25.6%、女性36.2%)、「日本の伝統工芸に触れる」(男性18.6%、女性30.1%)では男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高くなりました。
年代別にみると、「日本の歴史を学ぶ」は20代23.4%、30代36.7%、40代39.2%、50代41.7%、60代45.3%と、年代が上がるにつれ高くなる傾向がみられました。人生経験を積むにつれて、自身のルーツをしっかりと確認することの重要性を認識し、歴史について深く知ることが欠かせないと考えるようになるのではないでしょうか。
◆“しくじりエピソード”について
- 教育現場でやってしまった“しくじり・失敗エピソード” 「教員になって初めての授業参観の日に寝坊」「配布物の配り忘れ」「大量の印刷ミス」「家庭訪問期間中に一軒とばす」「会議中に寝てしまい、寝言」「試験問題の採点ミスで生徒の成績順位がずれる」「保護者懇談会をダブルブッキング」「生徒の名前間違え」など
教育現場での失敗について質問しました。
全回答者(2,000名)に、教育現場でやってしまった“しくじりエピソード”(失敗エピソード)を聞いたところ、【授業】に関するエピソードでは「間違ったことを教えてしまいやり直した」「同じ授業を2回してしまった」「教員になって初めての授業参観の日に寝坊した」「授業のクラスを間違えて入った」、【普段の業務(授業以外)】に関するエピソードでは「成績のつけ間違いをした」「配布物を配り忘れた」「大量の印刷ミスをした」「家庭訪問期間中に一軒とばしてしまった」「会議中に寝てしまい、寝言を言ってしまった」「試験問題の採点ミスで、生徒の成績順位がずれた」、【保護者対応】に関するエピソードでは「保護者懇談会をダブルブッキングしてしまった」「保護者を怒らせた」「熱い指導をしてしまい保護者からクレームが来た」といった回答がありました。
また、【児童・生徒指導】に関するエピソードでは「感情的に指導してしまった」「確認が不十分な状態で指導した」「生徒の失敗についてフォローできなかった」、【児童・生徒との関係・コミュニケーション】に関するエピソードでは「生徒との距離感を見誤った」「子どもの能力以上のことをさせようとしてしまった」「良かれと思って気にかけすぎた」「家庭内のことまで踏み込んでしまった」「生徒の名前を間違えた」「受け持ちの児童の名前を忘れた」といった回答がありました。
◆教科に対する意識・実感について
- 子どもの頃に好きだった教科 男性・女性ともに1位は「算数・数学」、男性では2位「社会」、女性では2位「体育」
好きだった理由は? 国語「物語を読むのが好きだった」、算数・数学「答えが出ると気持ちが良い」、理科「実験が面白かった」、社会「歴史のストーリーが面白い」、英語「新しい言葉を知ることが楽しかった」、体育「体を動かすのが好きだった」、図工・美術「ものづくりが楽しかった」、音楽では「歌うことが好きだった」など
教員は、教科に対してどのような意識・実感を持っているのでしょうか。
全回答者(2,000名)に、子どもの頃に好きだった教科を聞いたところ、男性・女性ともに1位は「算数・数学」(男性339名、女性121名)となり、男性では2位「社会」(229名)、3位「体育」(209名)、4位「理科」(134名)、5位「国語」(59名)、女性では2位「体育」(107名)、3位「国語」(87名)、4位「音楽」(83名)、5位「英語」(65名)と続きました。
好きだった理由をみると、国語では「物語を読むのが好きだった」や「文章を書くのが得意だった」、「想像することが好きだった」、算数・数学では「問題を解くのが楽しかった」や「いろいろな解き方を考えるのが楽しかった」、「答えが出ると気持ちが良い」、理科では「生き物が好きだった」や「実験が面白かった」、「科学的な考え方が身につく」、社会では「歴史のストーリーが面白い」や「地図を眺めるのが好きだった」、「世の中の出来事に興味があった」、英語では「新しい言葉を知ることが楽しかった」や「英語を通じて世界に触れられる」、「コミュニケーションが面白い」といった回答がありました。
また、体育では「体を動かすのが好きだった」や「運動が得意だった」、図工・美術では「絵を描くことが好きだった」や「ものづくりが楽しかった」、音楽では「歌うことが好きだった」や「楽器の演奏が好きだった」といった回答がありました。
- 子どもの頃に嫌いだった教科 男性では1位「国語」2位「図工・美術」、女性では1位「体育」2位「算数・数学」
嫌いだった理由は? 国語「筆者が何を伝えたいのかがわからなかった」、算数・数学「途中からよくわからなくなった」、理科「動物の解剖でトラウマになった」、社会「暗記が苦手だった」、英語「単語を覚えるのが苦痛だった」、体育「走るのが遅かった」、図工・美術「絵を描くのが苦手だった」、音楽「歌唱や演奏が不得意で恥ずかしかった」など
他方、子どもの頃に嫌いだった教科を聞いたところ、男性では1位「国語」(220名)、2位「図工・美術」(131名)、3位「英語」(128名)、4位「算数・数学」(125名)、5位「音楽」(115名)となりました。
女性では1位「体育」(129名)、2位「算数・数学」(121名)、3位「社会」(83名)、4位「図工・美術」(64名)、5位「理科」(53名)となりました。「算数・数学」と「体育」は、“子どもの頃に好きだった教科”でもTOP3に入っており、人によって好き嫌いが分かれる教科となっているようです。
嫌いだった理由をみると、国語では「文章を読むのが苦手だった」や「筆者が何を伝えたいのかがわからなかった」、「正解が1つではないことが納得できなかった」、算数・数学では「計算が苦手だった」や「図形が全然わからなかった」、「途中からよくわからなくなった」、理科では「化学式など理解が難しく感じた」や「動物の解剖でトラウマになった」、「実験が嫌い」、社会では「暗記が苦手だった」や「年号が覚えられなかった」、「何のために勉強するのかよくわからなかった」、英語では「単語を覚えるのが苦痛だった」や「うまく発音できない」、「必要性を感じなかった」といった回答がありました。
また、体育では「運動能力が高くないので、人と比較されるのが苦痛だった」や「走るのが遅かった」、図工・美術では「不器用で作品がうまくできなかった」や「絵を描くのが苦手だった」、音楽では「歌唱や演奏が不得意で恥ずかしかった」や「楽譜が読めなかった」といった回答がありました。
- 子どもの頃はわからなかったが大人になって実は役立つということがわかった教科
男性では1位「算数・数学」2位「社会」、女性では1位「社会」2位「家庭科」
役立つシーン・役立つことがわかった場面は? 国語「何をやるにも読解力が必要」、算数・数学「買い物や料理で役立つ」、理科「いろいろな現象の裏付けを考えられる」、社会「世の中の出来事の背景や理由を理解できる」、英語「外国人とコミュニケーションがとれる」、体育「体の動かし方や大切さがわかる」、家庭科「調理や裁縫など日常生活で必要な場面が多い」、技術「物を作って自分で使える」など
また、子どもの頃はわからなかったが大人になって実は役立つということがわかった教科を聞いたところ、男性では1位「算数・数学」(214名)、2位「社会」(165名)、3位「国語」(113名)、4位「英語」(109名)、5位「理科」(87名)、女性では1位「社会」(110名)、2位「家庭科」(92名)、3位「算数・数学」(87名)、4位「国語」「理科」(いずれも54名)となりました。男性のTOP3のうち「国語」、女性のTOP3のうち「社会」と「算数・数学」は、“子どもの頃に嫌いだった教科”でもそれぞれTOP3に挙がっています。子どもの頃には学ぶ意義を見出せなかったものの、大人になって有用性を実感したという人が多いのではないでしょうか。
役立つシーン・役立つことがわかった場面をみると、国語では「何をやるにも読解力が必要」や「コミュニケーションの基礎となる」、「資料まとめ、文章作成などどんな仕事についても必要となる」、算数・数学では「買い物や料理で役立つ」や「論理的に考える力が身につく」、「数学的な思考が役立つ」、理科では「いろいろな現象の裏付けを考えられる」や「家事をする際に役立つことがたくさんある」、「天候をはじめ、自然現象の成り立ちを把握できる」、社会では「世の中の出来事の背景や理由を理解できる」や「歴史等を知っていると旅行がより楽しい」、「経済(投資)、政治など、制度を知らないと損をする」、英語では「外国人とコミュニケーションがとれる」や「海外旅行に行ったとき」、「外国のサイトを読むとき」といった回答がありました。
また、体育では「体の動かし方や大切さがわかる」や「健康維持」、家庭科では「生活に密着している」や「調理や裁縫など日常生活で必要な場面が多い」、技術では「物を作って自分で使える」や「生活の具体的な場面で役立つ」といった回答がありました。
◆職業観について
- 子どもの頃に就きたかった職業 男性・女性ともに1位は「教員」
男性では2位「プロスポーツ選手」、女性では2位「保育士・幼稚園教諭」 - 生まれ変わったら就きたい職業 男性・女性ともに1位は「教員」
男性では2位「大学教授・研究者」、女性では2位「公務員」 - 自分の子どもに将来就いてほしい・就いてほしかった職業 男性・女性ともに1位は「公務員」
男性では2位「教員」、女性では2位「薬剤師」
職業観について質問しました。
全回答者(2,000名)に、子どもの頃に就きたかった職業を聞いたところ、男性・女性ともに1位は「教員」(男性37.3%、女性44.0%)、3位は「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(男性13.2%、女性12.6%)となり、男性では2位「プロスポーツ選手」(18.6%)、女性では2位「保育士・幼稚園教諭」(16.2%)でした。
※2023年調査:『教員の意識に関する調査2023』(2023年7月12日発表)
https://www.gib-life.co.jp/st/about/is_pdf/20230712.pdf
生まれ変わったら就きたい職業を聞いたところ、男性・女性ともに1位は「教員」(男性18.0%、女性14.6%)となり、男性では2位「大学教授・研究者」(12.7%)、3位「プロスポーツ選手」(12.3%)、女性では2位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(8.8%)、3位「医師」「キャビンアテンダント」(いずれも8.7%)でした。
前回の調査結果と比較すると、男性では「教員」が2年連続で1位(2023年14.7%、2024年18.0%)となり、女性では「教員」が前回2位(11.6%)から順位を上げ今回は1位(14.6%)となりました。
自分の子どもに将来就いてほしい(就いてほしかった)職業を聞いたところ、男性・女性ともに1位は「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(男性20.0%、女性21.2%)となり、男性では2位「教員」(12.0%)、3位「医師」(9.7%)、女性では2位「薬剤師」(12.1%)、3位「教員」(10.3%)でした。
◆結婚観について
- どのような職業の人と結婚した? 男性では「教員」が3年連続1位、女性では「会社員」が2年連続1位
- どのような職業の人と結婚したい?
未婚男性では「教員」が3年連続1位、未婚女性では「公務員」が3年連続1位
結婚観について質問しました。
まず、既婚者(男性1,133名、女性471名)に、どのような職業の人と結婚したか聞いたところ、男性では1位「教員」(31.8%)、2位「会社員」(24.4%)、3位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(9.8%)、4位「保育士・幼稚園教諭」(7.5%)、5位「看護師」(5.0%)、女性では1位「会社員」(35.9%)、2位「教員」(31.4%)、3位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(13.2%)、4位「警察官・消防官・自衛官」(2.5%)、5位「建築家・大工」(2.1%)となりました。
過去の調査結果と比較すると、男性では「教員」が3年連続1位(2022年38.2%、2023年35.5%、2024年31.8%)、女性では「会社員」が2年連続1位(2023年38.2%、2024年35.9%)でした。
※2022年調査:『教員の意識に関する調査2022』(2022年8月8日発表)
https://www.gib-life.co.jp/st/about/is_pdf/20220808.pdf
※2023年調査:『教員の意識に関する調査2023』(2023年7月12日発表)
https://www.gib-life.co.jp/st/about/is_pdf/20230712.pdf
次に、未婚者(男性187名、女性209名)に、どのような職業の人と結婚したいと思うか聞いたところ、男性では1位「教員」(29.9%)、2位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(25.7%)、3位「保育士・幼稚園教諭」(20.3%)、4位「会社員」(17.6%)、5位「看護師」(17.1%)、女性では1位「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」(39.7%)、2位「教員」(26.3%)、3位「会社員」(24.9%)、4位「警察官・消防官・自衛官」(16.7%)、5位「医師」(15.3%)となりました。
過去の調査結果と比較すると、男性では「教員」が3年連続1位(2022年31.1%、2023年34.6%、2024年29.9%)、女性では「公務員(教員・警察官・消防官・自衛官除く)」が3年連続1位(2022年44.0%、2023年36.4%、2024年39.7%)でした。男性はお互いのことを理解しやすい職業に就いている人、女性は安定した職業に就いている人を結婚相手として希望する傾向があるようです。
◆影響を受けた有名人について
- 今までの人生で一番影響を受けた有名人 TOP2は「イチローさん」「大谷翔平さん」
全回答者(2,000名)に、今までの人生で一番影響を受けた有名人(芸能人、文化人、アスリート、歴史上の人物など)を聞いたところ、1位「イチローさん」(66名)、2位「大谷翔平さん」(44名)と、TOP2には日本を代表するアスリートが挙がり、3位「坂本龍馬」(26名)、4位「王貞治さん」「武田鉄矢さん」(いずれも13名)と続きました。
男女別にみると、男性回答では1位「イチローさん」(58名)、2位「坂本龍馬」(22名)、3位「大谷翔平さん」(21名)、女性回答では1位「大谷翔平さん」(23名)、2位「イチローさん」(8名)、3位「ヘレン・ケラー」「羽生結弦さん」「浅田真央さん」(いずれも5名)でした。
影響を受けたところをみると、男性回答1位の「イチローさん」では「ひたむきに努力するところ」や「謙虚かつ前向きな姿勢」、女性回答1位の「大谷翔平さん」では「謙虚な姿勢と諦めない強さ」や「すべての行いが結果につながるという考え方」といった回答がありました。
◆教員・学校×アスリート
- 若手教員として職場に入ってきてほしいアスリート
男性アスリート1位は「大谷翔平さん」、女性アスリート1位は「池江璃花子さん」 - 体育の授業で実技を指導してほしいアスリート
男性アスリートでは1位「大谷翔平さん」2位「イチローさん」3位「内村航平さん」
女性アスリートでは1位「吉田沙保里さん」2位「石川佳純さん」3位「浅田真央さん」「池江璃花子さん」 - 学校で児童・生徒向けに講演してほしいアスリート
男性アスリートTOP3は「大谷翔平さん」「イチローさん」「松岡修造さん」
女性アスリートTOP3は「池江璃花子さん」「吉田沙保里さん」「浅田真央さん」
最後に、全回答者(2,000名)に、“教員”や“学校”をテーマにイメージに合うと思うアスリートについて質問しました。
若手教員として職場に入ってきてほしいアスリート(現役のみ※プロ・アマ問わず)を聞いたところ、男性アスリートでは「大谷翔平さん」(488名)がダントツとなり、2位「石川祐希さん」「羽生結弦さん」(いずれも16名)、4位「宇野昌磨さん」「髙橋藍さん」(いずれも14名)と続きました。
女性アスリートでは、1位「池江璃花子さん」(22名)、2位「浅田真央さん」(19名)、3位「阿部詩さん」「北口榛花さん」「田中希実さん」「村上佳菜子さん」(いずれも5名)となりました。
体育の授業で実技を指導してほしいアスリート(引退した人含む)を聞いたところ、男性アスリートでは1位「大谷翔平さん」(385名)、2位「イチローさん」(94名)、3位「内村航平さん」(82名)、4位「室伏広治さん」(28名)、5位「武井壮さん」(18名)となりました。
女性アスリートでは、1位「吉田沙保里さん」(17名)、2位「石川佳純さん」(12名)、3位「浅田真央さん」「池江璃花子さん」(いずれも9名)となりました。
学校で児童・生徒向けに講演してほしいアスリート(引退した人含む)を聞いたところ、男性アスリートでは「大谷翔平さん」(426名)がダントツで、“若手教員として職場に入ってきてほしいアスリート”“体育の授業で実技を指導してほしいアスリート”とあわせ三冠となりました。以降、2位「イチローさん」(191名)、3位「松岡修造さん」(27名)、4位「室伏広治さん」(18名)、5位「長谷部誠さん」(16名)と続きました。
女性アスリートでは1位「池江璃花子さん」(19名)、2位「吉田沙保里さん」(13名)、3位「浅田真央さん」(12名)、4位「高橋尚子さん」(10名)、5位「石川佳純さん」(8名)となりました。オリンピック出場など、世界を舞台に活躍したアスリートの経験談を子どもたちに聞かせたいと思う人が多いのではないでしょうか。
■調査概要■
調査タイトル:教員の意識に関する調査2024
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)
調査期間:2024年5月23日~6月10日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:2,000名
調査協力会社:ネットエイジア株式会社
ジブラルタ生命保険株式会社
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