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SMBCコンシューマーファイナンス調べ 「金銭感覚が異なる人とは夫婦になりたくない」56.0% 夫婦になる人と同じ金銭感覚でありたいと思うもの 1位「食事」2位「娯楽・交際」3位「趣味」

20代の金銭感覚についての意識調査2025

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社


SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(代表取締役社長:髙橋 照正、https://www.smbc-cf.com、サービスブランド「プロミス」)は、2025年2月19日~21日の3日間、20歳~29歳の男女(有効サンプル1,000名)を対象に「20代の金銭感覚についての意識調査2025」(*)をインターネットリサーチで実施しましたので、集計結果を公開します。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

*前回調査である「20代の金銭感覚についての意識調査2024」は2023年12月に調査(2024年1月29日発表)しております。

[アンケート調査結果]
【20代のお小遣い・貯蓄事情】
  • 20代の毎月のお小遣い 平均34,605円、前回調査から2,491円減少
全国の20歳~29歳の男女1,000名(全回答者)に対し、毎月自由に使えるお金はいくらあるか聞いたところ、「1万円以下」(29.2%)や「1万円超~2万円以下」(13.7%)、「4万円超~5万円以下」(20.0%)に多くの回答が集まり、平均は34,605円でした。
前回の調査結果(※1)と比較すると、毎月自由に使えるお金の平均は2,491円の減少(前回調査37,096円→今回調査34,605円)となりました。
婚姻状況別にみると、未婚男性では1,995円の減少(前回調査35,900円→今回調査33,905円)、未婚女性では3,816円の減少(前回調査41,300円→今回調査37,484円)、既婚男性では3,464円の減少(前回調査30,541円→今回調査27,077円)、既婚女性では997円の減少(前回調査30,885円→今回調査29,888円)と、いずれの層でも減少する結果となりました。
※1:SMBCコンシューマーファイナンス「20代の金銭感覚についての意識調査2024」より



  • 20代の貯蓄額 平均69万円、前回調査から13万円増加
貯蓄状況について質問しました。
現時点で、どのくらいの貯蓄ができているか聞いたところ、「50万円以下」(42.4%)に最も多くの回答が集まったほか、「50万円超~100万円以下」(11.5%)にも回答がみられ、調整平均(※2)は69万円でした。また、「0円」は20.4%となりました。
前回の調査結果と比較すると、現在貯蓄できているお金の調整平均は13万円の増加(前回調査56万円→今回調査69万円)となりました。
婚姻状況別にみると、未婚者では17万円の増加(前回調査49万円→今回調査66万円)となったのに対し、既婚者では2万円の減少(前回調査94万円→今回調査92万円)となりました。
職業別にみると、会社員では16万円の増加(前回調査106万円→今回調査122万円)、パート・アルバイトでは21万円の増加(前回調査24万円→今回調査45万円)、学生では2万円の増加(前回調査22万円→今回調査24万円)と、いずれも増加傾向がみられました。
※2:当該設問では、上位数%のデータにみられた極端な値(貯蓄額が数億円など)の影響を除外するため、10%調整平均(上位と下位からそれぞれ10%のデータを除外して算出した相加平均)を利用しています。



  • 5年間でのお小遣い額と貯蓄額の変化 お小遣い額は1.2倍、貯蓄額は1.3倍に
ここで、5年前の調査結果(※3)と比較すると、毎月自由に使えるお金の平均は、2020年28,760円→2025年34,605円と、5,845円の増加となりました。5年間でお小遣い額は1.2倍になっているようです。
婚姻状況別にみると、未婚男性では4,403円の増加(2020年29,502円→2025年33,905円)、未婚女性では1,992円の増加(2020年35,492円→2025年37,484円)、既婚男性では4,309円の増加(2020年22,768円→2025年27,077円)、既婚女性では12,350円の増加(2020年17,538円→2025年29,888円)となりました。
※3:SMBCコンシューマーファイナンス「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」より、属性別の結果を再集計


また、現在貯蓄できているお金の調整平均は、2020年53万円→2025年69万円と、16万円の増加となりました。お小遣い額と同様に増加傾向がみられ、5年間で貯蓄額は1.3倍になっていることがわかりました。
婚姻状況別にみると、未婚者では19万円の増加(2020年47万円→2025年66万円)、既婚者では22万円の増加(2020年70万円→2025年92万円)となりました。
職業別にみると、会社員では29万円の増加(2020年93万円→2025年122万円)、パート・アルバイトでは20万円の増加(2020年25万円→2025年45万円)、学生では3万円の増加(2020年21万円→2025年24万円)となりました。


  • 「現在の貯蓄状況に不安を感じている」20代の3人に2人
現在の自分の貯蓄状況について、不安を感じているか聞いたところ、「感じている」は68.6%、「感じていない」は31.4%と、20代の3人に2人が自身の貯蓄状況に対し不安感を抱いていることがわかりました。
男女・年代別にみると、不安を感じている人の割合は、20代後半女性(74.4%)が最も高くなりました。


  • 「老後の生活資金は年金だけでは不十分だと思う」86.4%
  • 「老後が不安」69.2%、女性では74.6%
全回答者(1,000名)に、老後資金や老後の生活に対する考えについて聞きました。
老後資金についてみると、<老後の生活資金は年金だけで十分だと思う>では「そう思う」が13.6%、「そう思わない」が86.4%となりました。
老後の生活についてみると、<老後が不安>では「そう思う」が69.2%、<老後が楽しみ>では「そう思う」が17.3%となりました。
男女別にみると、老後が不安と感じている人の割合は、女性では74.6%と、男性(63.8%)と比べて10.8ポイント高くなりました。
経済の先行きに対する不透明感や老後資金に対する不安の高まりなどにより、自身の老後に明るい見通しを持てないと感じる人が多いのではないでしょうか。


  • 仕事をリタイアする年齢までに貯蓄がいくらあれば安心できるか 平均は1,969万円、前回調査から226万円減少
リタイア時にあれば安心できる貯蓄額のイメージについて質問しました。
全回答者(1,000名)に、仕事をリタイアする年齢までに貯蓄がいくらあれば安心できるか聞いたところ、「500万円以下」(24.3%)や「500万円超~1千万円以下」(15.1%)、「1千万円超~2千万円以下」(13.7%)に回答が集まり、調整平均は1,969万円でした。
前回の調査結果と比較すると、リタイア時にあれば安心できる貯蓄額の調整平均は226万円の減少(前回調査2,195万円→今回調査1,969万円)となりました。


ここで、5年前の調査結果と比較すると、リタイア時にあれば安心できる貯蓄額の調整平均は、2020年2,506万円→2025年1,969万円と、537万円の減少となりました。
男女別にみると、男性では423万円の減少(2020年2,948万円→2025年2,525万円)、女性では633万円の減少(2020年2,066万円→2025年1,433万円)となりました。


  • 「預貯金をしている」56.2%、預貯金している金額は平均33,444円/月
  • 「貯蓄型保険に加入している」14.5%、貯蓄型保険に払っている金額は平均10,894円/月
全回答者(1,000名)に、預貯金の状況、貯蓄型保険の加入状況を聞いたところ、<預貯金>では、「している」が56.2%、「していないが、したいと思う」が31.3%、<貯蓄型保険(積立型保険)の加入>では「している」が14.5%、「していないが、したいと思う」が27.9%となりました。
前回の調査結果と比較すると、預貯金をしている人の割合は3.7ポイントの下降(前回調査59.9%→今回調査56.2%)となりました。


預貯金をしている人(562名)に、ひと月あたり、いくらくらい預貯金しているか聞いたところ、平均は33,444円でした。また、貯蓄型保険に加入している人(145名)に、ひと月あたり、いくらくらい貯蓄型保険にお金を払っているか聞いたところ、平均は10,894円でした。
前回の調査結果と比較すると、預貯金している金額の平均は3,708円の減少(前回調査37,152円→今回調査33,444円)、貯蓄型保険に払っている金額の平均は2,920円の減少(前回調査13,814円→今回調査10,894円)と、どちらも減少する結果となりました。


【20代の消費意識と消費実態】
  • お小遣いを使いすぎたと感じる金額 平均34,818円/月、前回調査から4,847円減少
全回答者(1,000名)に、自分が自由に使えるお金(お小遣い)を、1ヶ月間でいくらくらい使ったときにお金を使いすぎたと感じるか聞いたところ、「0円(使いすぎたと感じる金額はない)」(19.5%)や「1万円以下」(22.0%)、「5万円超~10万円以下」(15.0%)などに回答が分かれ、平均は34,818円でした。
前回の調査結果と比較すると、使いすぎたと感じる金額の平均は4,847円の減少(前回調査39,665円→今回調査34,818円)となりました。
婚姻状況別にみると、未婚男性では7,024円の減少(前回調査39,413円→今回調査32,389円)、未婚女性では5,899円の減少(前回調査44,581円→今回調査38,682円)となったのに対し、既婚男性では2,244円の増加(前回調査28,525円→今回調査30,769円)、既婚女性では1,662円の増加(前回調査29,820円→今回調査31,482円)と、未婚者と既婚者で対照的な結果となりました。



  • 趣味や遊びなど生活費以外に使っている金額 平均16,827円/月、前回調査から2,200円減少
全回答者(1,000名)に、生活費以外(趣味や遊びなど)に、ひと月あたり、いくらくらいお金を使っているか聞いたところ、「1万円以下」(34.3%)に最も多くの回答が集まったほか、「1万円超~2万円以下」(13.5%)や「2万円超~3万円以下」(10.7%)にも回答がみられ、平均は16,827円でした。また、「0円」は26.9%となりました。
男女別にみると、生活費以外に使っている金額の平均は、女性では18,587円と、男性(15,067円)と比べて3,520円高くなりました。
前回の調査結果と比較すると、生活費以外に使っている金額の平均は、全体では2,200円の減少(前回調査19,027円→今回調査16,827円)、男性では2,243円の減少(前回調査17,310円→今回調査15,067円)、女性では2,157円の減少(前回調査20,744円→今回調査18,587円)となりました。相次ぐ物価高の影響で、生活必需品にかける金額が増え、趣味や遊びなどにお金を回す余裕がなくなっている人が増加しているのではないでしょうか。



  • 「“お金を使うこと”より、“お金を貯めること”に喜びを感じる」65.5%
  • 「“少し背伸びして、良いもの(好きなもの・欲しいもの)にお金をかけること”に喜びを感じる」52.6%
  • 「多少高くても、社会のためになる活動をしている企業の商品・サービスを購入したい」37.1%
お金の使い方について、どのような考えを持っているか質問しました。
全回答者(1,000名)に、お金の使い方に関する意識について、どの程度同意するか聞いたところ、<“お金を使うこと”より、“お金を貯めること”に喜びを感じる>では「非常にそう思う」が26.5%、「ややそう思う」が39.0%で合計した『そう思う(計)』は65.5%となりました。また、<“少し背伸びして、良いもの(好きなもの・欲しいもの)にお金をかけること”に喜びを感じる>では『そう思う(計)』は52.6%、<多少高くても、社会のためになる活動をしている企業の商品・サービスを購入したい>では『そう思う(計)』は37.1%となりました。
男女別にみると、男性では<多少高くても、社会のためになる活動をしている企業の商品・サービスを購入したい>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は43.2%と、女性(31.0%)と比べて12.2ポイント高くなりました。


ここで、約10年前に実施した第1回の調査結果(※4)と比較すると、<“お金を使うこと”より、“お金を貯めること”に喜びを感じる>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は2014年70.1%→2025年65.5%(4.6ポイント下降)、<“少し背伸びして、良いもの(好きなもの・欲しいもの)にお金をかけること”に喜びを感じる>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は2014年68.6%→2025年52.6%(16.0ポイント下降)、<多少高くても、社会のためになる活動をしている企業の商品・サービスを購入したい>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は2014年46.1%→2025年37.1%(9.0ポイント下降)と、いずれも下降する結果となりました。
※4:SMBCコンシューマーファイナンス「20代の金銭感覚についての意識調査」(2014年12月10日発表)より


  • 物価上昇が続くなか、優先的に家計を振り分けたい費目 1位「食費」2位「趣味・レジャー費」3位「貯蓄」
家計の振り分けの優先順位について質問しました。
全回答者(1,000名)に、優先的に家計を振り分けたい費目を聞いたところ、「食費(外食含む)」(50.1%)が最も高くなりました。次いで、「趣味・レジャー費」(36.9%)、「貯蓄」(34.0%)と、貯蓄よりも趣味やレジャーなど娯楽へ振り分けを優先させたい人のほうが多い結果となりました。
男女別にみると、女性では「ファッション関連費(化粧品、服、アクセサリーなど)」が27.0%と、男性(11.4%)と比べて15.6ポイント高くなりました。


  • 節約のために行っていること 1位「貯めたポイントを利用」2位「クーポンを利用」3位「100円ショップを利用」
どのような節約に取り組んで支出を抑えている人が多いのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、節約のために行っていることを聞いたところ、「貯めたポイントを利用する」(42.2%)が最も高くなり、「クーポンを利用する」(34.5%)、「100円ショップを利用する」(23.7%)、「外食を控える」(23.0%)、「マイボトルを持ち歩く」(21.4%)が続きました。
男女別にみると、女性では「プチプラ服を着る」が26.0%、「プチプラコスメを利用する」が24.8%と、男性(順に5.6%、4.8%)と比べて20ポイント以上高くなりました。女性には、プチプラアイテムを活用して節約に取り組んでいる人が多いようです。


前回の調査結果と比較すると、引き続き1位は「貯めたポイントを利用する」、2位は「クーポンを利用する」となり、「100円ショップを利用する」が前回調査6位→今回調査3位と順位を上げTOP3にランクインしました。


  • 20代の消費の矛先は? 「自分の趣味嗜好に合う“もの”や“こと”にお金をかけたい」69.0%、
    「友人とのつながりを感じるための“もの”や“こと”にお金をかけたい」52.9%、
    「SNS映えしそうな“もの”や“こと”にお金をかけたい」31.1%、
    「一人で行動・消費することにお金をかけたい」51.7%、「ストレスを発散するためにお金をかけたい」52.8%
続いて、消費の矛先について質問しました。
全回答者(1,000名)に、商品やサービスを購入する際の考え方について、どの程度同意するか聞いたところ、<自分の趣味嗜好に合う“もの”や“こと”にお金をかけたい>では『そう思う(計)』は69.0%、<友人とのつながりを感じるための“もの”や“こと”にお金をかけたい>では『そう思う(計)』は52.9%と、いずれも半数を超えました。自分の好みに合うものや、友人とのつながりを持つためのものに対しては財布の紐が緩むという人が多いのではないでしょうか。他方、<SNS映えしそうな“もの”や“こと”にお金をかけたい>では『そう思う(計)』は31.1%と半数を大きく下回りました。
また、<一人で行動・消費することにお金をかけたい>では『そう思う(計)』は51.7%、<ストレスを発散するためにお金をかけたい>では『そう思う(計)』は52.8%と、いずれも半数を超えました。
男女別にみると、男性では<一人で行動・消費することにお金をかけたい>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は55.4%と、女性(48.0%)と比べて7.4ポイント高くなりました。


ここで、5年前の調査結果と比較すると、<自分の趣味嗜好に合う“もの”や“こと”にお金をかけたい>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は2020年78.8%→2025年69.0%(9.8ポイント下降)、<友人とのつながりを感じるための“もの”や“こと”にお金をかけたい>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は2020年54.5%→2025年52.9%(1.6ポイント下降)、<SNS映えしそうな“もの”や“こと”にお金をかけたい>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は2020年29.5%→2025年31.1%(1.6ポイント上昇)、<一人で行動・消費することにお金をかけたい>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は2020年58.9%→2025年51.7%(7.2ポイント下降)、<ストレスを発散するためにお金をかけたい>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は2020年64.0%→2025年52.8%(11.2ポイント下降)と、多くの項目で下降する結果となりました。


  • ゲーム課金に対する意識
    「お金を使ってでもゲームを有利に進めたい」17.9%、「お金を使わないと楽しく遊べない」20.8%、
    「アイテム・キャラ入手のためのお金は惜しみたくない」22.0%、
    「ゲームでレアアイテム・キャラを入手すると誇らしい気持ちになる」33.3%
全回答者(1,000名)に、ゲーム消費について質問しました。
まず、お金を使ってゲームをすることについて聞いたところ、<お金を使ってでも(課金してでも)ゲームを有利に進めたい>では「そう思う」は17.9%、<お金を使わないと楽しく遊べない>では「そう思う」は20.8%となりました。
アイテムやキャラクターの入手について聞いたところ、<ほしいアイテム・キャラを手に入れるためのお金は惜しみたくない>では「そう思う」は22.0%、<レアアイテムやレアキャラを手に入れたときは誇らしい気持ちになる>では「そう思う」は33.3%となりました。
前回の調査結果と比較すると、<お金を使ってでも(課金してでも)ゲームを有利に進めたい>で「そう思う」と回答した人の割合は、男性では7.6ポイントの上昇(前回調査16.2%→今回調査23.8%)となりました。


  • 「ゲーム課金をしている」21.6%、かけている金額は平均4,247円/月
  • 「ゲーム課金で生活に困ったことがある」18.8%、「ゲーム課金に後悔したことがある」23.9%
次に、ゲーム課金(ゲームでのアイテムの購入やガチャ等の利用)の実態について質問しました。
<ゲームでのアイテムの購入やガチャ等の利用(ゲーム課金)>にお金をかけている人の割合は21.6%で、それらの人がひと月あたりにかけている金額の平均は4,247円でした。
前回の調査結果と比較すると、お金をかけている人の割合は、全体では5.8ポイント上昇(前回調査15.8%→今回調査21.6%)、男性では7.4ポイント上昇(前回調査20.8%→今回調査28.2%)、女性では4.2ポイント上昇(前回調査10.8%→今回調査15.0%)と上昇傾向がみられた一方、かけている金額の平均は、全体では891円減少(前回調査5,138円→今回調査4,247円)、男性では1,237円減少(前回調査5,698円→今回調査4,461円)、女性では216円減少(前回調査4,060円→今回調査3,844円)と減少傾向がみられました。


また、ゲーム課金での経験を聞いたところ、<ゲームでお金を使いすぎて(ゲーム課金しすぎて)生活に困ったことがある>では「ある」は18.8%、<ゲームでお金を使ったこと(ゲーム課金したこと)に後悔したことがある>では「ある」は23.9%と、ゲームへの課金がきっかけで苦い経験をした人は少なくないようです。
男女別にみると、<ゲームでお金を使いすぎて(ゲーム課金しすぎて)生活に困ったことがある>で「ある」と回答した人の割合は男性では22.8%、<ゲームでお金を使ったこと(ゲーム課金したこと)に後悔したことがある>で「ある」と回答した人の割合は男性では27.2%と、女性(順に14.8%、20.6%)と比べて5ポイント以上高くなりました。


  • 「サブスクサービスを利用したい」46.2%、「レンタルやシェアサービスを利用したい」34.6%
モノを持たない消費について質問しました。
まず、全回答者(1,000名)に、サブスクリプションサービスや、レンタル・シェアサービスの利用意向を聞いたところ、<月額・定額制で使い放題のサービス(音楽、動画配信、ファッション、自動車など)を利用したい>では『そう思う(計)』は46.2%、<レンタルやシェアサービス(DVD、コミック、ファッション、自動車など)を利用したい>では『そう思う(計)』は34.6%となりました。


ここで、5年前の調査結果と比較すると、<月額・定額制で使い放題のサービス(音楽、動画配信、ファッション、自動車など)を利用したい>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は2020年38.0%→2025年46.2%(8.2ポイント上昇)、<レンタルやシェアサービス(DVD、コミック、ファッション、自動車など)を利用したい>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は2020年32.4%→2025年34.6%(2.2ポイント上昇)と、どちらも上昇する結果となりました。


  • サブスクサービスにかけている金額の全体平均は1,803円/月
サブスクリプションサービスの利用実態について質問しました。
まず、全回答者(1,000名)に、月額・定額制で使い放題のサービスにお金をかけているか聞いたところ、お金をかけている人の割合は48.3%で、ひと月あたりにかけている金額の全体平均は1,803円でした。
前回の調査結果と比較すると、お金をかけている人の割合は5.4ポイントの上昇(前回調査42.9%→今回調査48.3%)、かけている金額の全体平均は35円の増加(前回調査1,768円→今回調査1,803円)となりました。


月額・定額制で使い放題のサービスにお金をかけている人(483名)に、現在利用している月額・定額制で使い放題のサービスを聞いたところ、「動画配信」(53.0%)と「音楽配信」(45.8%)が突出して高くなりました。サブスクでエンタメを楽しんでいる人が多いようです。次いで高くなったのは、「ゲーム」(9.1%)、「雑誌・漫画」(6.8%)、「美容・コスメ」(6.0%)でした。


  • 「現在、投資をしている」26.8%
    ひと月あたりに投資に回している金額は平均24,610円、前回調査から1,021円増加
投資(株式投資、仮想通貨、実物投資、ポイント運用・ポイント投資など)について質問しました。
全回答者(1,000名)に、投資をしているか聞いたところ、「している」は26.8%、「していないが、したいと思う」は32.5%で、合計した『前向き(計)』は59.3%となりました。
投資をしている人の割合は、男性では33.8%と、女性(19.8%)と比べて14.0ポイント高くなりました。


投資をしている人(268名)に、ひと月あたり、いくらくらい投資(貯蓄型保険除く)にお金を回しているか聞いたところ、「1万円以下」(48.5%)に最も多くの回答が集まったほか、「1万円超~2万円以下」(15.3%)や「2万円超~3万円以下」(17.5%)にも回答がみられ、平均は24,610円でした。
前回の調査結果と比較すると、ひと月あたりに投資に回している金額の平均は、1,021円の増加(前回調査23,589円→今回調査24,610円)となりました。


また、投資をしているものを聞いたところ、「投資信託」(49.6%)が最も高くなり、「株式」(40.3%)、「仮想通貨」(14.9%)、「金(ゴールド)」(11.6%)、「不動産」(10.1%)が続きました。


  • 「2014年1月にスタートした“NISA”を知っている」74.0%
  • 「2024年1月にスタートした“新しいNISA(新NISA)”を知っている」69.6%
  • 「“新しいNISA(新NISA)”を既に利用している」21.0%、会社員では32.3%
個人投資家のための税制優遇制度の一つである“NISA”について質問しました。
まず、全回答者(1,000名)に、2014年1月にスタートした“NISA”を知っているか聞いたところ、「詳しく知っている」が24.3%、「聞いたことがある程度」が49.7%で、合計した『知っている』は74.0%、「知らない」は26.0%となりました。
男女・年代別にみると、『知っている』と回答した人の割合は女性と比べて男性のほうが高くなる傾向がみられ、20代後半男性では80.4%でした。


また、2024年1月にスタートした“新しいNISA(新NISA)”を知っているか聞いたところ、『知っている』は69.6%、「知らない」は30.4%となりました。制度開始から11年経った“NISA”と同様に、大半の人が認知しているようです。
前回の調査結果と比較すると、『知っている』と回答した人の割合は、全体では4.0ポイント上昇(前回調査65.6%→今回調査69.6%)、男性では6.8ポイント上昇(前回調査67.0%→今回調査73.8%)、女性では1.2ポイント上昇(前回調査64.2%→今回調査65.4%)しました。


“新しいNISA(新NISA)”には、次のような特徴があります。
・投資の利益に税金がかからない制度で、非課税保有期間は無期限
・投資枠は「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の二つ
・運用できる商品は、「つみたて投資枠」では一定の条件を満たした投資信託、「成長投資枠」では株式、投資信託、ETF(上場投資信託)
・投資枠は、年間最大で360万円
・生涯投資枠は1,800万円で、購入した金融商品を売却すれば投資枠は翌年以降に再利用可能

そこで、“新しいNISA(新NISA)”を利用する予定があるか聞いたところ、「既に利用している」は21.0%、「利用する予定がある(現在は利用していない)」は17.9%、「利用する予定はない(現在は利用していない)」は32.8%、「わからない」は28.3%となりました。
男女別にみると、「既に利用している」と回答した人の割合は、男性では26.0%と、女性(16.0%)と比べて10.0ポイント高くなりました。
職業別にみると、「既に利用している」と回答した人の割合は、会社員では32.3%と、パート・アルバイト(5.5%)や学生(17.0%)と比べて高くなりました。


  • 「自己投資にお金をかけたい」56.3%、「自分磨きにお金をかけたい」60.1%
自己投資(スキルアップのための勉強や資格取得など)や自分磨き(美容やファッションなど外見磨き)への支出について質問しました。
全回答者(1,000名)に、自己投資や自分磨きへの支出意向を聞いたところ、<自己投資(スキルアップのための勉強や資格取得など)にお金をかけたい>では『そう思う(計)』は56.3%、<自分磨き(美容やファッションなど外見磨き)にお金をかけたい>では『そう思う(計)』は60.1%となりました。


ここで、5年前の調査結果と比較すると、<自己投資(スキルアップのための勉強や資格取得など)にお金をかけたい>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は2020年53.2%→2025年56.3%と3.1ポイントの上昇となったのに対し、<自分磨き(美容やファッションなど外見磨き)にお金をかけたい>で『そう思う(計)』と回答した人の割合は2020年63.1%→2025年60.1%と3.0ポイントの下降となりました。


  • 「自己投資にお金をかけている」29.6%、かけているお金は平均7,064円/月
  • 「自分磨きにお金をかけている」59.4%、かけているお金は平均8,279円/月
全回答者(1,000名)に、自己投資や自分磨きへの支出状況について聞きました。
自己投資にお金をかけているか聞いたところ、お金をかけている人の割合は29.6%で、それらの人がひと月あたりにかけている金額の平均は7,064円でした。
前回の調査結果と比較すると、ひと月あたりにかけている金額の平均は、全体では757円の減少(前回調査7,821円→今回調査7,064円)、男性では422円の減少(前回調査7,299円→今回調査6,877円)、女性では1,176円の減少(前回調査8,534円→今回調査7,358円)となりました。


また、自分磨きにお金をかけているか聞いたところ、お金をかけている人の割合は59.4%で、それらの人がひと月あたりにかけている金額の平均は8,279円でした。
前回の調査結果と比較すると、ひと月あたりにかけている金額の平均は、全体では393円の減少(前回調査8,672円→今回調査8,279円)、男性では784円の減少(前回調査7,000円→今回調査6,216円)、女性では85円の減少(前回調査9,959円→今回調査9,874円)となりました。


  • 「社会のためになる商品・サービスにお金をかけている」18.3%
    かけているお金は平均4,406円/月、前回調査から457円減少
全回答者(1,000名)に、社会のためになる商品・サービス(地球環境や人権などに配慮した商品・サービス)にお金をかけているか聞いたところ、お金をかけている人の割合は18.3%となりました。
男女別にみると、お金をかけている人の割合は、男性では22.0%と、女性(14.6%)と比べて7.4ポイント高くなりました。


お金をかけている人(183名)に、ひと月あたり、いくらくらいお金をかけているか聞いたところ、「千円以下」(37.7%)に最も多くの回答が集まったほか、「3千円超~5千円以下」(21.3%)にも回答がみられ、平均は4,406円でした。
前回の調査結果と比較すると、ひと月あたりにかけている金額の平均は、全体では457円の減少(前回調査4,863円→今回調査4,406円)、男性では1,421円の減少(前回調査5,744円→今回調査4,323円)となったのに対し、女性では1,125円の増加(前回調査3,405円→今回調査4,530円)となりました。


【20代のマネー意識と豊かさ実感】
  • 「金銭感覚が異なる人とは友達になりたくない」40.1%、「金銭感覚が異なる人とは恋人になりたくない」48.9%
  • 「金銭感覚が異なる人とは夫婦になりたくない」56.0%
    夫婦になる人と同じ金銭感覚でありたいと思うもの 1位「食事」2位「娯楽・交際」3位「趣味」
  • 「幸せになるにはお金が必要」58.7%
マネー意識について質問しました。
全回答者(1,000名)に、金銭感覚と人間関係についての意識を聞いたところ、<金銭感覚が異なる人とは友達になりたくない>では「非常にあてはまる」は14.2%、「ややあてはまる」は25.9%で、合計した『あてはまる(計)』は40.1%となり、<金銭感覚が異なる人とは恋人になりたくない>では『あてはまる(計)』は48.9%となりました。
男女別にみると、女性では、金銭感覚が異なる人とは友達になりたくないと回答した人の割合が48.2%、金銭感覚が異なる人とは恋人になりたくないと回答した人の割合が57.4%と、男性(順に32.0%、40.4%)と比べて15ポイント以上高くなりました。


また、<金銭感覚が異なる人とは夫婦になりたくない>では『あてはまる(計)』は56.0%となりました。
男女別にみると、女性では金銭感覚が異なる人とは夫婦になりたくないと回答した人の割合が63.6%と、男性(48.4%)と比べて15.2ポイント高くなりました。

金銭感覚が異なる人とは夫婦になりたくないと考えている人(560名)に、夫婦になる人と同じ金銭感覚でありたいと思うのは何に関する金銭感覚か聞いたところ、「食事」(50.4%)が最も高くなりました。食事に対しどのくらいのお金をかけるかという感覚に、夫婦間で大きなギャップがないようにしたいと思う人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「娯楽・交際」(42.0%)、「趣味」(41.1%)、「貯蓄・投資」(38.6%)、「住宅」(25.4%)でした。
男女別にみると、女性では「貯蓄・投資」が43.4%と、男性(32.2%)と比べて11.2ポイント高くなりました。


さらに、全回答者(1,000名)に、お金と幸せの関係についての意識を聞いたところ、<幸せになるにはお金が必要>では『あてはまる(計)』は58.7%となりました。
男女別にみると、女性では幸せになるにはお金が必要と回答した人の割合が64.0%と、男性(53.4%)と比べて10.6ポイント高くなりました。


  • 人生を楽しむために一番大切にしたいと思うもの 1位「お金」2位「趣味」3位「家族」
    20代前半男性では「趣味」、20代後半男性では「趣味」「恋人・パートナー」、
    20代前半女性では「趣味」、20代後半女性では「家族」が1位
全回答者(1,000名)に、人生を楽しむために一番大切にしたいと思うものを聞いたところ、1位「お金」(10.0%)、2位「趣味」(9.9%)、3位「家族」(9.5%)、4位「恋人・パートナー」(8.9%)、5位「自分らしさ」(8.5%)となりました。
男女別にみると、男性では1位「趣味」(11.8%)、2位「お金」(11.4%)、3位「恋人・パートナー」(9.6%)、女性では1位「家族」(13.0%)、2位「自分らしさ」(11.0%)、3位「お金」(8.6%)でした。
男女・年代別にみると、20代前半男性では「趣味」(12.8%)、20代後半男性では「趣味」「恋人・パートナー」(いずれも10.8%)、20代前半女性では「趣味」(10.4%)、20代後半女性では「家族」(16.0%)が1位でした。


  • 「これまでに自分の金銭感覚が変化したことがある」56.8%
    変化したきっかけ 1位「一人暮らしを始めた」2位「クレジットカードを作った」3位「アルバイトを始めた」
金銭感覚の変化について質問しました。
全回答者(1,000名)に、これまでに自分の金銭感覚が変化したことがあるか聞いたところ、「変化したことがある」は56.8%、「変化したことはない」は43.2%となりました。


これまでに自分の金銭感覚が変化したことがある人(568名)に、金銭感覚が変化したきっかけを聞いたところ、「一人暮らしを始めた」(23.9%)が最も高くなり、「クレジットカードを作った」(21.8%)、「アルバイトを始めた」(19.2%)、「就職した」(16.7%)、「お小遣いが増えた・減った」「恋人ができた」(いずれも15.8%)が続きました。
男女別にみると、女性では「就職した」が21.0%、「恋人ができた」が18.6%、「仕事をやめた」が13.8%と、男性(順に12.2%、12.9%、8.3%)と比べて5ポイント以上高くなりました。女性には、仕事や恋愛がきっかけで金銭感覚が変わったと感じている人が多いようです。


  • 夢や目標を実現するための費用の準備方法TOP3は「働く」「預貯金する」「投資する」
全回答者(1,000名)に、夢や目標を実現するための費用の準備方法について質問しました。
まず、利用したことがある方法を聞いたところ、「働く(アルバイト、単発の仕事も含む)」(32.8%)が最も高くなり、「預貯金する」(26.3%)、「投資する(株式投資、仮想通貨投資、実物投資、ポイント運用・ポイント投資など)」(20.7%)、「不用品を売る」(18.1%)、「クレジットカード・ローンを利用する(奨学金含む)」(14.6%)が続きました。
男女別にみると、女性では「働く(アルバイト、単発の仕事も含む)」が36.2%と、男性(29.4%)と比べて6.8ポイント高くなりました。


また、今後(または今後も)利用したいと思う方法を聞いたところ、「働く(アルバイト、単発の仕事も含む)」(29.5%)が最も高くなり、「投資する(株式投資、仮想通貨投資、実物投資、ポイント運用・ポイント投資など)」(25.5%)、「預貯金する」(25.2%)、「不用品を売る」(16.6%)、「クレジットカード・ローンを利用する(奨学金含む)」(10.6%)が続きました。


  • 金融サービスのメリット・デメリットの理解率 「投資」は3割未満、「クレジットカード・ローンの利用」は2割にとどまる
夢や目標を実現するための費用の準備方法で、特徴(メリットやデメリット)を理解している方法を聞いたところ、「働く(アルバイト、単発の仕事も含む)」(32.1%)が最も高くなりました。
他方、「投資する(株式投資、仮想通貨投資、実物投資、ポイント運用・ポイント投資など)」(25.6%)は3割未満、「クレジットカード・ローンを利用する(奨学金含む)」(19.9%)は2割にとどまりました。トラブルに遭遇するリスクを回避するためには、金融リテラシーの向上に取り組み、投資やクレジットカード・ローンといった金融サービスについて、メリット・デメリットをしっかり理解することが欠かせません。


  • 今の生活の豊かさ満足度 「経済的な豊かさ」41.5%、「精神的な豊かさ」54.1%
  • 今の生活の総合的な満足度は2014年調査から11.0ポイント下降し48.4%
今の生活の豊かさの実感について質問しました。
全回答者(1,000名)に、今の生活の豊かさについて、どの程度満足しているか聞いたところ、<今の生活の経済的な豊かさ>では「満足している」が7.6%、「どちらかといえば、満足している」が33.9%で合計した『満足(計)』は41.5%、「不満だ」が20.4%、「どちらかといえば、不満だ」が38.1%で合計した『不満(計)』は58.5%となり、<今の生活の精神的な豊かさ>では『満足(計)』は54.1%、『不満(計)』は45.9%となりました。精神面では満足した生活を送れていると感じている人が多くなった一方、経済面では不満を抱えながら生活を送っている人が多い結果となりました。
また、<今の生活の豊かさ>では『満足(計)』は48.4%、『不満(計)』は51.6%となりました。


ここで、第1回の調査結果と比較すると、<今の生活の経済的な豊かさ>で『満足(計)』と回答した人の割合は2014年33.5%→2025年41.5%と8.0ポイントの上昇、<今の生活の精神的な豊かさ>で『満足(計)』と回答した人の割合は2014年51.2%→2025年54.1%と2.9ポイントの上昇となったのに対し、<今の生活の豊かさ>で『満足(計)』と回答した人の割合は2014年59.4%→2025年48.4%と11.0ポイントの下降となりました。


【ライフイベントと収入事情】
  • 20代の半数以上が結婚しようと思えるのは「年収700万円」、前回調査からハードルが上昇
  • 「年収がどんなに多くても結婚したいと思えない」25.9%
ライフイベントと年収の関係について質問しました。
全回答者(1,000名)に、結婚しようと思える世帯年収額を聞いたところ、年収500万円でしようと思える割合(「年収500万円あれば」までの合計)は38.9%、年収600万円でしようと思える割合(「年収600万円あれば」までの合計)は48.7%、年収700万円でしようと思える割合(「年収700万円あれば」までの合計)は54.5%となり、20代の半数以上が結婚をイメージできるのは年収700万円であることがわかりました。また、「年収がどんなに多くても、したいと思えない」は25.9%となりました。
前回の調査結果と比較すると、半数以上が結婚しようと思えるのは、前回調査では年収600万円(56.1%)、今回調査では年収700万円(54.5%)と、結婚へのハードルが上昇する結果となりました。また、「年収がどんなに多くても、したいと思えない」と回答した人の割合は、前回調査21.8%→今回調査25.9%と4.1ポイント上昇しました。


  • 20代の半数以上が1人目の子育てに前向きになるのは「年収800万円」、前回調査からハードルが上昇
出産・子育て(1人)しようと思える世帯年収額を聞いたところ、20代の半数以上がイメージできるのは、前回調査では年収700万円(51.4%)、今回調査では年収800万円(53.0%)と、ハードルが上昇しました。また、「年収がどんなに多くても、したいと思えない」と回答した人の割合は、前回調査24.3%→今回調査29.0%と4.7ポイント上昇しました。


  • 20代の半数以上が自家用車を購入しようと思えるのは「年収600万円」
  • 20代の半数以上が住宅を購入しようと思えるのは「年収900万円」
自家用車を購入しようと思える世帯年収額を聞いたところ、年収400万円でしようと思える割合は26.4%、年収500万円でしようと思える割合は38.8%、年収600万円でしようと思える割合は50.5%と、半数以上が自家用車の購入をイメージできるのは年収600万円となりました。
前回の調査結果と比較すると、半数以上が自家用車を購入しようと思えるのは前回調査では年収600万円(54.3%)、今回調査でも年収600万円(50.5%)でした。


また、住宅を購入しようと思える世帯年収額を聞いたところ、20代の半数以上がイメージできるのは、前回調査では年収900万円(52.7%)、今回調査でも年収900万円(50.8%)でした。


ここで、第1回の調査結果からの推移をみると、「年収がどんなに多くても、したいと思えない」と回答した人の割合は、<結婚>では2014年は9.5%と1割にとどまっていたものの、徐々に上昇し2021年や2024年(いずれも21.8%)では2割台となり、2025年は25.9%と2014年の約3倍となっています。
<出産・子育て>でも同様の傾向がみられ、2014年は11.9%となっていたものの、2021年(24.2%)や2024年(24.3%)では2割台となり、2025年(29.0%)では3割になりました。


また、<自家用車の購入>では2014年は12.3%、<住宅の購入>では2014年は12.1%と1割台前半となっていたものの、2021年には<自家用車の購入>で27.1%、<住宅の購入>で26.0%とどちらも2割半を超え、2025年は<自家用車の購入>で29.8%、<住宅の購入>で28.2%と調査開始以来最も高くなりました。


  • 「最近3年以内にした転職の目的には年収のアップが含まれていた」最近3年以内に転職をした人の54.4%
  • 最近3年以内に転職をした人で転職の目的に年収のアップが含まれていた人の86.3%が「年収がアップした」と回答
続いて、転職の状況について質問しました。
まず、全回答者(1,000名)に、最近3年以内に転職をしたか聞いたところ、「した」は22.8%、「していない」は77.2%となりました。


次に、最近3年以内に転職をした人(228名)に、最近3年以内にした転職の目的には年収のアップが含まれていたか聞いたところ、「含まれていた」は54.4%、「含まれていない」は45.6%となりました。
男女別にみると、「含まれていた」と回答した人の割合は男性では62.2%と、女性(47.0%)と比べて15.2ポイント高くなりました。
また、最近3年以内に転職をした人で、転職の目的に年収のアップが含まれていた人(124名)に、最近3年以内にした転職では年収はアップしたか聞いたところ、「した」は86.3%、「しなかった」は13.7%と、大多数の人が年収アップに成功している結果となりました。



※記事全文はこちらよりご覧いただけます。

■調査概要■
調査タイトル:20代の金銭感覚についての意識調査2025
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~29歳の男女
調査期間:2025年2月19日~21日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:1,000サンプル
調査協力会社:ネットエイジア株式会社


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