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ジブラルタ生命調べ 家族愛を100点満点で自己評価 全体平均は80.2点

家族愛に関する調査2021

ジブラルタ生命保険株式会社

ジブラルタ生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:添田 毅司)は、20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女2,000名(男性1,000名 女性1,000名)を対象に、「家族愛に関する調査2021」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


[調査結果]

◆自分にとっての家族とは?

  • 家族とはどのような存在? 1位「心の支えになる存在」2位「安心できる存在」3位「助け合える存在」
    男性では52%が「守りたいと思う存在」、女性では60%が「助け合える存在」と回答

全国の20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女2,000名(全回答者)に対し、家族について質問しました。


まず、全回答者(2,000名)に、自分にとって“家族”とはどのような存在か聞いたところ、「心の支えになる存在」(57.4%)が最も高くなり、「安心できる存在」(55.3%)、「助け合える存在」(53.0%)、「一緒にいて落ち着く存在」(49.9%)、「守りたいと思う存在」(49.1%)が続きました。家族との絆の深さが伝わる回答が上位に挙がりました。

男女別にみると、男性では「守りたいと思う存在」が51.6%と、女性(46.5%)と比べて5ポイント以上高くなりました。他方、女性では「安心できる存在」が61.1%、「助け合える存在」が59.7%と、男性(順に49.5%、46.3%)と比べて10ポイント以上高くなりました。


  • “家族がいてよかった”と感じたとき
    1位「家族で団らんしているとき」2位「一緒に食事をしているとき」3位「自分が体調を崩したとき」
    男性では42%が「『おかえりなさい』と言われたとき」、女性では42%が「悩みや愚痴を聞いてもらったとき」と回答

次に、これまでに“家族がいてよかった”と感じたのはどのようなときか聞いたところ、「家族で団らんしているとき」(63.2%)が最も高くなりました。家族みんなで集まって近況を話したり、談笑したりするなど、一緒にいる時間を楽しく過ごしているときに、家族がいることのありがたみを感じる人が多いようです。次いで高くなったのは、「一緒に食事をしているとき」(56.6%)、「自分が体調を崩したとき」(53.0%)、「レジャー・旅行に行ったとき」(49.7%)、「『おかえりなさい』と言われたとき」(37.0%)が続きました。

男女別にみると、男性では「『おかえりなさい』と言われたとき」が41.9%と、女性(32.1%)と比べて約10ポイント高くなりました。他方、女性では「悩みや愚痴を聞いてもらったとき」が42.4%、「自分の味方をしてもらったとき」が42.9%と、男性(順に26.5%、25.6%)と比べて15ポイント以上高くなりました。女性には、家族が自分のことを理解してくれたり、大切にしてくれたりしたときなどに、家族がいることのうれしさを感じたという人が多いのではないでしょうか。


◆家族関係について

  • 希望する配偶者・パートナーからの呼ばれ方 男性1位「名前+くん・さん」、女性1位「名前の呼び捨て」

家族からの呼ばれ方について質問しました。


まず、全回答者(2,000名)に、希望する配偶者・パートナーからの呼ばれ方を聞いたところ、男性では「名前+くん・さん」(26.9%)が最も高くなり、「パパ」(14.4%)、「名前の呼び捨て」(13.9%)、「おとうさん」(11.3%)、「あだ名」(9.4%)が続きました。

他方、女性では「名前の呼び捨て」(33.9%)が最も高くなり、「名前+ちゃん・さん」(27.8%)、「あだ名」(9.7%)、「おかあさん」(9.3%)、「ママ」(7.6%)が続きました。


実際にされている配偶者・パートナーからの呼ばれ方を聞いたところ、男性では「名前+くん・さん」(26.4%)が最も高くなり、「パパ」(18.0%)、「名前の呼び捨て」(14.9%)、「おとうさん」(13.1%)、「あだ名」(9.4%)が続きました。

他方、女性では「名前の呼び捨て」(28.7%)が最も高くなり、「名前+ちゃん・さん」(20.3%)、「ママ」(12.0%)、「あだ名」(11.6%)、「おかあさん」(11.2%)が続きました。

男女とも、希望する呼ばれ方の1位と実際にされている呼ばれ方の1位が同じ結果となりました。


  • 子どもからの呼ばれ方 男性では希望する呼ばれ方・実際にされている呼ばれ方のどちらも「パパ」が1位
    女性では希望する呼ばれ方1位は「おかあさん」、実際にされている呼ばれ方1位は「ママ」

また、子どもがいる方(1,515名)に、希望する子どもからの呼ばれ方を聞いたところ、男性では「パパ」(31.4%)と「おとうさん」(31.3%)が特に高くなり、「とうさん」(7.7%)、「とうちゃん」(4.2%)、「名前の呼び捨て」(4.0%)が続きました。

他方、女性では「おかあさん」(37.3%)と「ママ」(35.9%)が突出して高くなり、「名前+ちゃん・さん」(5.4%)、「かあさん」(4.0%)、「名前の呼び捨て」(3.3%)が続きました。


実際にされている子どもからの呼ばれ方を聞いたところ、男性では「パパ」(37.9%)が最も高くなり、「おとうさん」(25.2%)、「とうさん」(6.1%)、「名前+くん・さん」「名前の呼び捨て」(いずれも4.0%)が続き、希望する呼ばれ方の1位と実際にされている呼ばれ方の1位が同じ結果となりました。

他方、女性では「ママ」(40.4%)が最も高くなり、「おかあさん」(29.2%)、「名前+ちゃん・さん」(4.2%)、「かあさん」(3.7%)、「名前の呼び捨て」(3.4%)が続きました。希望する呼ばれ方では「おかあさん」が1位となったのに対し、実際にされている呼ばれ方では「ママ」が1位となりました。


  • 「家族旅行・レジャーに積極的なのは“夫・男性パートナー”より“妻・女性パートナー”」51%、東北では56%
  • 「近所付き合いに積極的なのは“夫・男性パートナー”より“妻・女性パートナー”」65%、近畿では70%

全回答者(2,000名)に、夫婦の関係やパートナーとの関係を表すいくつかの行動や姿勢を挙げ、それぞれの内容に関して、自分と相手(配偶者・パートナー)のどちらのほうがあてはまるか聞き、「夫・男性パートナーのほう」と「妻・女性パートナーのほう」のどちらのほうがあてはまるかを集計しました。


≪家族旅行・レジャーに積極的≫では、「夫・男性パートナーのほう」が18.7%、「どちらかといえば夫・男性パートナーのほう」が30.0%で、合計した『夫・男性パートナーのほう(計)』は48.7%、「妻・女性パートナーのほう」が19.5%、「どちらかといえば妻・女性パートナーのほう」が31.9%で、合計した『妻・女性パートナーのほう(計)』は51.4%となりました。

地域別にみると、『夫・男性パートナーのほう(計)』が高くなったのは近畿(50.5%)と九州・沖縄(52.2%)、『妻・女性パートナーのほう(計)』が高くなったのは北海道(52.0%)と東北(56.1%)、関東(52.8%)、東海(50.2%)、中国・四国(51.9%)でした。


≪近所付き合いに積極的≫では、『夫・男性パートナーのほう(計)』は35.5%、『妻・女性パートナーのほう(計)』は64.5%となりました。ご近所さんとのコミュニケーションにおいては、妻・女性パートナーのほうが主体的な役割を担っているケースが多いようです。

地域別にみると、『夫・男性パートナーのほう(計)』が最も高くなったのは北陸・甲信越(46.0%)、『妻・女性パートナーのほう(計)』が最も高くなったのは近畿(69.9%)でした。


  • 「子どもと仲がいいのは“父親”より“母親”」75%、北陸・甲信越では80%
  • 「子どもをよく叱るのは“父親”より“母親”」69%、北陸・甲信越では74%

子どもがいる方(1,515名)に、子どもとの関係や子どもへの接し方を挙げ、それぞれの内容に関して、自分と相手(配偶者・パートナー)のどちらのほうがあてはまるか聞き、「夫・男性パートナーのほう」と「妻・女性パートナーのほう」のどちらのほうがあてはまるかを集計しました。


≪子どもと仲がいい≫では、『夫・男性パートナーのほう(計)』は25.2%、『妻・女性パートナーのほう(計)』は74.8%となりました。大半の家庭では、父親よりも母親のほうが子どもとの距離が近いようです。

地域別にみると、『夫・男性パートナーのほう(計)』が最も高くなったのは東海(28.3%)、『妻・女性パートナーのほう(計)』が最も高くなったのは北陸・甲信越(80.1%)でした。


≪子どもをよく叱る≫では、『夫・男性パートナーのほう(計)』は31.5%、『妻・女性パートナーのほう(計)』は68.5%となりました。

地域別にみると、『夫・男性パートナーのほう(計)』が最も高くなったのは東北(38.3%)、『妻・女性パートナーのほう(計)』が最も高くなったのは北陸・甲信越(73.7%)でした。


  • コロナ禍における家族関係の変化 「コロナ禍で家族の距離が縮まった」36%、20代では49%
  • 「コロナ禍で家族を守りたい気持ちが強まった」48%、20代では63%

全回答者(2,000名)に、コロナ禍における家族関係や家族に対する気持ちの変化について質問しました。


家族の距離は「縮まった」「拡がった」のどちらにあてはまるか聞いたところ、「非常に縮まった」は14.2%、「やや縮まった」は21.4%で、合計した『縮まった(計)』は35.6%、「非常に拡がった」は1.8%、「やや拡がった」は3.2%で、合計した『拡がった(計)』は5.0%となりました。コロナ禍で家族との会話が増え、家族に対する理解が深まったと実感する人が多いのではないでしょうか。

年代別にみると、『縮まった(計)』と回答した人の割合は、20代(49.3%)と30代(45.3%)で突出して高くなりました。


家族を守りたい気持ちは「強まった」「弱まった」のどちらにあてはまるか聞いたところ、『強まった(計)』は48.1%、『弱まった(計)』は2.6%となりました。コロナ禍で家族に対する思いが強くなったと感じた人が多いようです。

年代別にみると、『強まった(計)』と回答した人の割合は、20代(62.5%)と30代(60.0%)で突出して高くなりました。


  • 「コロナ禍で配偶者・パートナーに対する評価が上がった」30%、20代男性では46%、20代女性では42%

また、配偶者・パートナーに対する評価は「上がった」「下がった」のどちらにあてはまるか聞いたところ、『上がった(計)』は30.1%、『下がった(計)』は7.5%となりました。コロナ禍による外出自粛で、配偶者やパートナーと一緒に過ごす時間が増え、会話する機会や家事などで協力し合う機会が多くなり、配偶者・パートナーのことを見直したり、配偶者・パートナーの長所を新たに発見したりしたケースがあるのではないでしょうか。

性年代別にみると、『上がった(計)』と回答した人の割合は、男女とも20代(男性45.5%、女性42.0%)で最も高くなりました。


  • コロナ禍における子どもとの関係の変化 「コロナ禍で子どもと会話する機会が増えた」34%、30代の親では46%
  • 「コロナ禍で子どもに対する理解度が上昇した」34%、20代の親では50%

子どもがいる方(1,515名)に、コロナ禍における子どもとの関係の変化について質問しました。


子どもと会話する機会は「増えた」「減った」のどちらにあてはまるか聞いたところ、『増えた(計)』は34.0%、『減った(計)』は8.3%となりました。コロナ禍での在宅時間増加により、子どもと接する時間や子どもとのコミュニケーションの機会が増えたと感じている人が少なくないようです。

年代別にみると、『増えた(計)』と回答した人の割合は、20代(45.2%)と30代(45.5%)で突出して高くなりました。


子どもに対する理解度は「上昇した」「下降した」のどちらにあてはまるか聞いたところ、『上昇した(計)』は34.3%、『下降した(計)』は3.8%となりました。子どもとの会話が増え、子どもの日常や子どもの気持ちを詳しく知る機会が増えたのではないでしょうか。

年代別にみると、『上昇した(計)』と回答した人の割合は、20代(50.2%)で最も高くなり、半数を超えました。


◆家族愛について

  • 家族愛を100点満点で自己評価 全体平均は80.2点、男性平均は79.1点、女性平均は81.3点
    自己評価が高い地域 男性では1位「北陸・甲信越」2位「九州・沖縄」、女性では1位「北海道」2位「九州・沖縄」

家族愛について質問しました。


全回答者(2,000名)に、自身の家族愛の点数を100点満点(0点:最低~100点:最高)で評価すると何点か聞いたところ、「100点」(29.9%)に最も多くの回答が集まり、「80点台」(22.1%)や「90点台」(18.4%)にも多くの回答があり、平均は80.2点でした。家族に対し、十分な愛情を注げていると自己評価している人が多いのではないでしょうか。

男女別にみると、平均は女性では81.3点と、男性(79.1点)と比べて2.2点高くなりました。


男女・地域別にみると、男性では北陸・甲信越(83.9点)が最も高くなり、九州・沖縄(81.9点)、近畿(80.6点)が続き、女性では北海道(86.6点)が最も高くなり、九州・沖縄(83.5点)、東北(83.2点)が続きました。


  • 配偶者・パートナーに伝えたいけれど、なかなか言えないセリフ 1位「愛してる」2位「ありがとう」3位「好きだよ」
  • 子どもに伝えたいけれど、なかなか言えないセリフ 1位「いつでも味方だよ」2位「愛してる」3位「好きだよ」

家族への気持ちを伝える言葉・セリフについて質問しました。


全回答者(2,000名)に、配偶者・パートナーに伝えたいけれど、なかなか言えないセリフを聞いたところ、「愛してる」(29.7%)が最も高くなり、「ありがとう」(27.3%)、「好きだよ」(22.8%)、「お疲れさま」(15.9%)、「いつでも味方だよ」(15.8%)が続きました。愛する気持ちや感謝の気持ち、労りの気持ちなどを口にすることに照れがあると感じる人は多いようです。

男女別にみると、男性では「ありがとう」が33.3%、「好きだよ」が28.1%と、女性(21.3%、17.4%)と比べて10ポイント以上高くなりました。


子どもがいる方(1,515名)に、子どもに伝えたいけれど、なかなか言えないセリフを聞いたところ、「いつでも味方だよ」(25.9%)が最も高くなり、「愛してる」(20.5%)、「好きだよ」(17.0%)、「よくやったね」(15.1%)、「ありがとう」(14.5%)が続きました。

男女別にみると、男性では「よくやったね」が18.1%と、女性(12.1%)と比べて5ポイント以上高くなりました。


  • 配偶者・パートナーに“ありがとう”と言っている回数 平均は3.2回/日、北陸・甲信越では4.1回/日
  • 配偶者・パートナーから“ありがとう”と言われている回数 平均は2.6回/日、北陸・甲信越では3.1回/日

全回答者(2,000名)に、配偶者・パートナーに1日で何回くらい“ありがとう”と言っているか聞いたところ、「1回」(27.4%)や「3回」(15.2%)、「5回」(15.9%)に多くの回答が集まり、平均は3.2回でした。他方、「0回」は16.1%となりました。

地域別にみると、配偶者・パートナーに1日に“ありがとう”と言っている回数の平均は、北陸・甲信越(4.1回)が最も多くなり、関東(3.4回)、九州・沖縄(3.1回)が続きました。


また、配偶者・パートナーから1日で何回くらい“ありがとう”と言われているか聞いたところ、「1回」(29.0%)や「3回」(13.2%)などに回答が集まり、平均は2.6回でした。他方、「0回」は24.0%となりました。平均回数を並べてみると、“言っている回数”は3.2回となったのに対し、“言われている回数”は2.6回と、両者でギャップがみられました。感謝の言葉を口にしているつもりでも、言われた側はそう感じていないケースがあるのではないでしょうか。

地域別にみると、配偶者・パートナーから1日に“ありがとう”と言われている回数の平均は、北陸・甲信越(3.1回)が最も多くなり、関東(2.8回)、東海と九州・沖縄(いずれも2.7回)が続きました。


◆家族との喧嘩について

  • 今年起きた夫婦喧嘩の回数は平均13.4回、夫婦喧嘩が多い地域1位「東北」
  • 夫婦喧嘩の原因 1位「家事」2位「家計」3位「生活時間」4位「子どもの教育・勉強」5位「嘘・隠し事」
  • 「喧嘩をしたときに先に謝るのは“妻・女性パートナー”より“夫・男性パートナー”」61%、中国・四国では68%

家族との喧嘩について質問しました。


全回答者(2,000名)に、今年、夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩を何回くらいしたか聞いたところ、「0回」(25.1%)に最も多くの回答が集まり、「1回」(14.4%)や「2回」(10.8%)、「10~19回」(13.7%)にも多くの回答があり、平均は13.4回でした。

地域別にみると、夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩の回数の平均は、東北(16.2回)が最も多く、僅差で北海道(16.1回)や関東(15.4回)が続きました。


また、夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩の原因を聞いたところ、「家事」(22.7%)が最も高くなりました。家事に協力的でない姿勢や態度が原因となって喧嘩に発展しているケースがあるのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「家計」(17.8%)、「生活時間(夜更かし・帰宅時間など)」(15.0%)、「子どもの教育・勉強」(13.7%)、「嘘・隠し事」(11.0%)でした。


では、夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩の際、夫・男性パートナーと妻・女性パートナーのどちらが先に謝るケースが多いのでしょうか。

夫婦の関係やパートナーとの関係に関して、≪夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩をしたときに先に謝る≫では自分と相手(配偶者・パートナー)のどちらのほうがあてはまるか聞き、「夫・男性パートナーのほう」と「妻・女性パートナーのほう」のどちらのほうがあてはまるかを集計したところ、『夫・男性パートナーのほう(計)』は61.3%、『妻・女性パートナーのほう(計)』は38.8%となりました。喧嘩をした際、夫・男性パートナーのほうから謝罪の言葉を伝えるケースが多いようです。夫・男性パートナーには、険悪なムードが続くことに耐えられない人が多いのかもしれません。

地域別にみると、『夫・男性パートナーのほう(計)』が最も高くなったのは中国・四国(67.7%)、『妻・女性パートナーのほう(計)』が最も高くなったのは近畿(44.0%)でした。


  • 今年起きた親子喧嘩の回数は平均7.8回、親子喧嘩が多い地域1位「中国・四国」
  • 親子喧嘩の原因 1位「教育・勉強」2位「生活時間」3位「ゲーム」4位「将来」5位「スマホ」

続いて、子どもがいる方(1,515名)に、今年、親子喧嘩を何回くらいしたか聞いたところ、「0回」(55.1%)に最も多くの回答が集まりました。今年、子どもと揉めるようなことはなかったという家庭が多いようです。他方、「1回」(11.8%)や「2回」(6.9%)、「5回」(7.3%)、「10~19回」(5.8%)などにも回答が集まり、平均は7.8回でした。

地域別にみると、親子喧嘩の回数の平均は、中国・四国(10.0回)が最も多く、関東(9.4回)、東北と東海(いずれも7.0回)が続きました。


親子喧嘩の原因はどのようなことが多いのでしょうか。

親子喧嘩の原因を聞いたところ、「教育・勉強」(13.0%)が最も高くなり、「生活時間(夜更かし・帰宅時間など)」(12.3%)、「ゲーム」(9.4%)、「将来(進学・就職・結婚など)」(8.6%)、「スマホ」(8.5%)が続きました。


◆親孝行について

  • 自分が親にした親孝行 TOP3は「プレゼントをする」「話し相手になる」「一緒に外食する」
  • これから親にしたい親孝行 1位「話し相手になる」、20代・30代では「孫の顔を見せる」が1位

親孝行について質問しました。


全回答者(2,000名)に、これまでにした親孝行を聞いたところ、「プレゼントをする」(50.9%)が最も高くなりました。誕生日や記念日といった節目のタイミングにお祝いの品を渡した人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「話し相手になる」(47.4%)、「一緒に外食する」(46.9%)、「孫の顔を見せる」(45.1%)、「記念日を祝う(誕生日・長寿祝いなど)」(43.2%)でした。

男女別にみると、女性では「話し相手になる」が58.7%、「家事を手伝う」が41.3%と、男性(順に36.2%、20.4%)と比べて20ポイント以上高くなりました。


これから親にしたいと思う親孝行を聞いたところ、「話し相手になる」(37.2%)が最も高くなり、「記念日を祝う(誕生日・長寿祝いなど)」「孫の顔を見せる」(いずれも33.5%)、「自分の元気な姿を見せる」(32.9%)、「一緒に外食する」(32.8%)が続きました。

年代別にみると、40代・50代・60代では「話し相手になる」(順に41.3%、42.0%、25.5%)が最も高くなったのに対し、20代・30代では「孫の顔を見せる」(順に49.8%、49.0%)が最も高くなりました。また、30代では「一緒に外食する」(43.8%)や「一緒に旅行をする」(46.0%)などが他の年代と比べて高くなりました。


  • 子どもにしてほしい親孝行 TOP3は「元気な姿を見せてくれる」「一緒に外食してくれる」「一緒に旅行をしてくれる」

では、子どもを持つ親は、これからどのような親孝行をしてもらいたいと思っているのでしょうか。


子どもがいる方(1,515名)に、子どもにしてほしいと思う親孝行を聞いたところ、「元気な姿を見せてくれる」(36.1%)が最も高くなりました。愛する我が子が元気でいてくれることだけでうれしいという人が多いようです。次いで高くなったのは、「一緒に外食してくれる」(33.3%)、「一緒に旅行をしてくれる」(32.8%)、「話し相手になってくれる」(31.0%)、「孫の顔を見せてくれる」(26.6%)でした。

男女別にみると、女性では「元気な姿を見せてくれる」が45.3%、「一緒に外食してくれる」が42.1%、「一緒に旅行をしてくれる」が42.5%、「話し相手になってくれる」が42.2%、「家事を手伝ってくれる」が26.8%と、男性(順に26.9%、24.4%、23.1%、19.7%、10.0%)と比べて15ポイント以上高くなりました。


◆“家族愛が強い”というイメージに合うと思う人物・アニメキャラ・動物

  • 家族愛が強いと思う芸能人 男性芸能人1位「ヒロミさん」、女性芸能人1位「辻希美さん」
  • 家族愛が強いと思うスポーツ選手 男性選手1位「長友佑都さん」、女性選手1位「浅田真央さん」
  • 家族愛が強いと思うアニメキャラ 男性キャラ1位「竈門炭治郎」、女性キャラ1位「フグ田サザエ」

最後に、全回答者(2,000名)に、“家族愛が強い”というイメージに合うと思う人物やアニメキャラ、動物について質問しました。


“家族愛が強い”というイメージに合う【芸能人】についてみると、男性芸能人では、「ヒロミさん」(287名)がダントツとなり、2位「杉浦太陽さん」(109名)、3位「木村拓哉さん」(87名)が続きました。他方、女性芸能人では、「辻希美さん」(231名)がダントツとなり、2位「北斗晶さん」(100名)、3位「松本伊代さん」(58名)が続きました。男女で合わせてみると、ヒロミ・松本伊代夫妻、杉浦太陽・辻希美夫妻がTOP3に挙がりました。


“家族愛が強い”というイメージに合う【スポーツ選手】についてみると、男性選手では1位「長友佑都さん」(145名)、2位「田中将大さん」(84名)、3位「大谷翔平さん」(44名)、女性選手では1位「浅田真央さん」(30名)、2位「大坂なおみさん」(24名)、3位「阿部詩さん」(18名)となりました。


“家族愛が強い”というイメージに合う【アニメキャラ】についてみると、男性アニメキャラでは1位「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」(215名)、2位「野原ひろし(クレヨンしんちゃん)」(135名)、3位「フグ田マスオ(サザエさん)」(130名)、女性アニメキャラでは「フグ田サザエ(サザエさん)」(320名)がダントツとなり、2位「野原みさえ(クレヨンしんちゃん)」(123名)、3位「竈門禰豆子(鬼滅の刃)」(110名)となりました。男女で合わせてみると、竈門炭治郎・竈門禰豆子兄妹、野原ひろし・野原みさえ夫妻、フグ田マスオ・フグ田サザエ夫妻がTOP3に挙がりました。


  • 家族愛が強いと思う動物 「イヌ」がダントツ、2位「ライオン」3位「ゾウ」4位「サル」5位「ネコ」

全回答者(2,000名)に、“家族愛が強い”というイメージに合う【動物】を聞いたところ、「イヌ」(600名)がダントツとなりました。家族や仲間と平和的に過ごす習性のあるイヌに対し、家族愛の強さを感じている人が多いようです。次いで高くなったのは、2位「ライオン」(140名)、3位「ゾウ」(121名)、4位「サル」(98名)、5位「ネコ」(93名)でした。

男女別にみると、男女とも「イヌ」(男性278名、女性322名)が1位となり、男性では2位「ライオン」(78名)、3位「ゾウ」(53名)、4位「サル」(49名)、5位「カンガルー」「ネコ」(いずれも33名)、女性では2位「ゾウ」(68名)、3位「ライオン」(62名)、4位「ネコ」(60名)、5位「サル」(49名)となりました。


■調査概要■

調査タイトル:家族愛に関する調査2021

調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女

調査期間:2021年11月16日~11月17日

調査方法:インターネット調査

調査地域:全国

有効回答数:2,000名(有効回答から、男女・年代(10歳区切り)が均等になるように抽出)

調査協力会社:ネットエイジア株式会社


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株式会社アドバンスト・メディカル・ケア

2025年03月05日 13時43分

スパークス・アセット・マネジメント調べ 投資デビューのきっかけ 1位「NISA・新NISAが話題になっていた」

スパークス・アセット・マネジメント株式会社

2025年02月26日 10時39分